メリットの多かった月経カップ
※メーカーによって推奨している最長装着時間には違いがあります
経血量が多いタイプのひげあざらしさんは、経血漏れ対策をしていても失敗することが多かったよう。あまりにも頻繁に漏れてしまうため、母親からおむつを渡されたことも。そこで、不安はあったものの月経カップを使ってみることにしました。
月経カップを使用したところ、生理1日目でも経血漏れはゼロ。一方、月経カップはシリコン製のカップを直接腟内に挿入するため、奥まで入ってしまうと取るのが大変なこともあったそう。ただ、慣れればすぐに取り出せるようになったといいます。
また、ひげあざらしさんが考える月経カップをおすすめする人は、「経血量が多い」「こまめにトイレに行けない」「肌が弱くナプキンだとかぶれてしまう」「器具の挿入に抵抗がない」など。逆におすすめしない人は、「月経カップに恐怖心がある」「衛生管理が苦手」などとのこと。
ひげあざらしさんにとってはメリットが多かった月経カップ。経血漏れの悩みから解放され、本当によかったですね。
なお、ナプキンが1時間と持たないなど経血量が多すぎる場合、子宮内膜症や子宮筋腫といった病気が隠れていることもあります。月経カップを使うなど漏れ対策をするだけでなく、婦人科の受診をおすすめします。
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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