突然、自分が『かぐら』全店の業務改善を担当すると言い始めた義姉。半ば強引に話を進め、すぐさまスタッフ全員を集めたミーティングを開きました。
そして、義姉ははるかさんの実母と義父が共同で考案したパンと、はるかさんが考案したパンを販売終了にする案を打ち出したのです……!
常連客から人気があり、思い入れもあるパンが無くなることに納得できないはるかさんと従業員のふうかちゃん。
義姉に説明を求めたところ、驚くべき返答が返ってきて……!?
思い出のパンを販売停止にする衝撃の理由とは?
「これからの時代はSNS!! 『映える』商品をバンバンつくる!!」
義姉は、見た目の改善が困難な商品の販売終了を決めたと言います。
あまりに短絡的な義姉の考えに、唖然とする従業員たち。
はるかさんは、売り上げの多くを占める常連客への対応方法を問いましたが、義姉は「年齢層高めの常連客よりも若者の顧客獲得を優先すべき」と主張します。
遅れてやってきた2号店の店長・はるかさんの夫が話に加わりましたが、義姉の考えは変わりません。
「こんな大事なこと、なんで俺やはるかに話もせずに決めるんだよ!」
「ただの従業員に相談しないでしょ?」
長年父親であるオーナーのもとで働いてきた夫を「ただの従業員」扱いする義姉。
義父は義姉の言葉を否定せず、「今の私に抗う気力も体力もない」と言って、義姉の決定を容認します。
信頼していた義父の裏切りに、夫は絶望したのでした。
どうやら、今まで義父母やはるかさん夫婦が守ってきたお店の方針と、義姉の考え方は大きく異なっているようですね。
自責の念があるとはいえ、お店のオーナーである義父が今までの方針を簡単に投げ出してしまうことは、あまりに無責任な行為といえます。
義父には、自らが大切にしてきたお店の方針やお客様に対する責務を十分に全うしたうえで、次の世代へとバトンを引き継いでほしいものですね。
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