母親を避けていた夫
私の夫は、付き合っていたころはお母さんの「お」の字も出てこないくらい、母親との関係が薄い人でした。実家にもしばらく帰っていないようでしたし、「たまには帰ったら?」と言っても「その必要はない」と冷たい態度でした。
しかし、結婚して子どもが産まれてからは一変! 育児について逐一母親に相談し、私のやり方に「お母さんはこう言っていた」と口出ししてくるようになったのです。
義母の育児方針を最優先
夫によると、私と付き合っていた当時は母親と長い喧嘩をしていたため、連絡をとっていなかったとのこと。しかし、長男が生まれたタイミングで仲直りしたそうです。
それからというもの、あれはこうだこれはこうだと、育児について義母が言っていたことを最優先させるように。確かに、義母は母親としては先輩で、参考にしたいと思うこともありますが、長男はあくまでも私と夫の子どもです。育児の方針については、夫婦で話し合って決めたいと夫には言っているのですが、なかなか理解してもらえません。
結婚した途端、マザコン気味になってしまった夫。最初のころは夫の「お母さんが〜」から始まる会話にイライラして怒ることもあった私ですが、最近は大人になって、一旦は彼の話を聞き入れるようにしています。そのうえで、納得いかないことはなるべく冷静に理由を説明し、2人で落ち着いて話し合いができるように心がけています。
著者/片岡ひなの
イラスト/おんたま
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