公共交通機関で「出ちゃった」
娘が座っていた座席はビショビショです……。電車に乗る前にきちんとトイレに行っていたのですが、まさかの事態に私はパニック! まだ出るというので、次の駅で夫には娘を抱えてトイレに行ってもらい、私は手持ちのありったけのタオルで座席を拭き、「濡れています、座らないでください」と殴り書きしたメモをタオルの上に置き下車。
駅員さんに車両番号と状況を伝え、弁償費用なども聞きましたが、「あとは対応するので、大丈夫ですよ」とやさしく言ってくださいました。申し訳ない気持ちでいっぱいになるとともに、忘れられない出来事となりました……。
この一件以来、乗車前にトイレに行っていても、遠出するときは途中で「トイレ大丈夫?」と何度か確認をするようにしています。
作画/赤身まぐろ
著者:佐々木 百合
5歳の娘を育てる母。事務職をしている。