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「うわ…見られてる」道に寝そべって大泣きする息子⇒私まで涙が…道行く人々にかけられた言葉とは!?

息子が3歳のころ、習い事の水泳に行こうとしていたときのお話です。息子は朝から「今日はプールの日だね!」と楽しみにしていたのですが……。

今日くらい、いいかな!

いつもは水泳が終わってからジュースを飲むという約束だったのですが、その日は息子が「先にジュースを飲んで、プールに行って、終わったらお水にするのはどう?」と聞いてきました。

 

最近、息子は頑張っているし、プールが終わったらお水にすると自分で提案してきたのだから、今日くらいいいかなと、プールの前に息子にジュースを飲ませることに。

 

道の真ん中で突如大泣き!?

ジュースを飲み終わると、さっきまで行く気満々だったのに、急にふらふら歩き出す息子。人通りの多い道だったので注意すると、歩道の真ん中に寝そべって「やっぱり行かない!」と大泣き。

 

私は、いつもの約束を変えて先にジュースを飲ませてしまったことが良くなかったかなと思いながら、ひとまず息子を歩道の端に連れていき、落ち着いたら話そうとイヤイヤを見守っていました。しかし、息子のイヤイヤは徐々にエスカレート。

 

人通りも多く、自転車も通る道だったので、すれ違う人のほとんどが私たちのことを見ていて、さすがに私も参ってしまいました。

 

 

途方に暮れる私にかけられた言葉

あまりに周りから見られるので、私は息子を見つめ、泣きそうになるのをこらえていました。

 

「周りからどう思われているんだろう」「ジュースを飲みたい息子の意見を尊重したつもりだったけれど、約束は変えるべきじゃなかったのかな」「どうしたらよかったのだろう」と考えていると……。「お母さん! よく耐えているわ! 私の息子もこういうことがたくさんあったけど、ちゃんと大きくなるから大丈夫よ」と話しかけてくれた高齢女性が。

 

そのあとも「お母さん、えらいよ! 頑張ってるね!」「ぼくは何が嫌なんだ? 寝てると自転車にひかれちゃうぞ!」「わー、頑張れ!」と、たくさんの人が話しかけてくれたのです。私はこらえていた涙が止まらず、うなずくだけで精いっぱいでした。

 

息子も雰囲気を感じ取ったのか泣き止んで、「抱っこでプール行こっか!」と抱きついてきました。自分の不甲斐なさに申し訳なくなりつつも、周りの人たちに感謝の気持ちでいっぱいになった出来事でした。

 

 

きっと、その場にいた方の中にはマイナスな感情を抱いた方もいたと思います。しかし、私に届いた言葉は、どれもやさしく応援してくれるものばかりでした。今でも思い出すと感謝の気持ちで心が温かくなります。

 

著者:まつもと まお/2020年生まれの男の子、2024年生まれの女の子の母。「私も子どもたちに負けないように成長したい!」と思いながら日々奮闘中。

イラスト:キヨ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

 

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