子どもが生まれて、初めて見せたテレビ番組はなんでしたか?私は、はっきりは覚えていないのですが、いつの間にか朝と夕方の2回、「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)を子どもと一緒に観るのが日課になっていました。
自分自身が小さいころも、「にこにこぷん」を楽しみに視聴していた記憶がわずかに残っています。昨年には、だいすけお兄さんの卒業で大きな話題にもなりましたね。そんな、「おかあさんといっしょ」から新しいニュースが届きました。
60年目の映画化
「おかあさんといっしょ」の放送が始まって、今年で60年目を迎えます。一般の子ども参加型の番組であり、ファミリーコンサートも全国で開催されてきました。
そんな「おかあさんといっしょ」ですが、2018年9月7日より、「映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険」のタイトルで映画化され、全国の劇場で公開されることが発表されました。
映画の内容は?
番組レギュラーメンバーのゆういちろうお兄さん(花田ゆういちろう)、あつこお姉さん(小野あつこ)、よしお兄さん(小林よしひさ)、りさお姉さん(上原りさ)がスタジオを飛び出して、さまざまな場所へ冒険に出るという内容を予定しており、「ガラピコぷ~」もアニメ化されて上映されるそうです。
また、番組最後の「ブンバ・ボーン」の体操も組み込まれており、全編にわたり、親子で楽しめるコーナーがちりばめられた“体験型ファミリー映画”とのことです。
初めての映画はこれ!
映画の中には、体操なども組み込まれているため、映画館デビューで”静かに最後まで観られるだろうか?”という心配はしなくてもよさそうです。
高橋信一プロデューサーも「自分の子どもが『映画館で初めて観る映画は何になるのだろう?』と思ったとき、親子が楽しく観る映画を作りたいと思いました」とコメントしており、親子で初めての映画館デビュー作品として観に行ってみるのもいいかもしれません。
ファミリーコンサートに行くにも、チケットがなかなかとれなかったり、日程が合わなかったりと参加が難しいこともあります。映画館になんていつになったらいけるんだろう……と思っている方もいるかもしれません。子どもが毎日楽しく「おかあさんといっしょ」を観ているようであれば、映画館へ足を運ぶのもいいかもしれませんね。(TEXT:東 裕子)