さまざまな形の授乳クッションが売られていますが、個人的におすすめなのが、抱き枕にもなる授乳クッションで、三日月型の抱き枕の端と端をボタンなどで留めるタイプのものです。この授乳クッションが、赤ちゃんが生まれる前から生まれたあとまで、本当に使えるクッションなのです。
産前はおなかを支える抱き枕に
商品の取扱説明書にも書かれていますが、赤ちゃんが生まれる前は、「シムスの体位」と呼ばれる、片足を伸ばし、もう片方の足を曲げておなかを枕に預けながら横たわる、妊婦にとって楽なスタイルをサポートしてくれます。
おなかが大きくなり始めのころは、正直、抱き枕を抱くことによるメリットは私自身感じませんでしたが、歩くスピードがゆっくりになるほどおなかが大きくなったころには、手放せなくなりました。抱き枕を買おうか迷っているなら、ぜひ購入をおすすめします。
産後は、授乳クッションになる
こちらも商品の取扱説明書に書かれていますが、抱き枕の端と端をボタンなどで留めることによって、授乳クッションとしても使えます。赤ちゃんの頭は意外に重いもの。クッションなしだと、授乳が徐々につらくなってきます。
もちろん、家にあるクッションや枕を使ってもかまいませんが、この授乳クッションなら自分に浮き輪をするようにつけることにより、座っているときの腰のサポートにもなるんです。ソファでテレビを見るときなどにもこのクッションを腰まわりにつけて座るととても楽ですよ。
腰を曲げて寝るクセがある人に最適
私は腰痛持ちなのですが、腰痛の1つの原因に、寝ているときに自ずと腰をねじ曲げて寝てしまうクセがあります。上半身と下半身を非常にねじ曲げて寝てしまうことによって、起きたときに、腰にひどい痛みを感じてしまうのです。
おなかが大きいときにはおなかがジャマをしてねじ曲げることがなくなりましたが、産後は、再度ねじ曲げて寝てしまうことによる腰痛が再発。そこで、このクッションを足に挟んで寝ることにしました。結果、体がねじ曲がることなく眠れるので安眠サポートに最適です!
赤ちゃんのおすわりサポートにもなるこのクッション。使い道は無限大。どの授乳クッションにしようか迷ったら、ぜひ、抱き枕タイプのこのクッションをおすすめします!(TEXT:ヒロコ ラメッシェ)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。