頬のアザに勘づいた七瀬次長から、相談ごとはないかと声を掛けられたミミさんですが……?
穏やかな日々も束の間
プロジェクト後に移動を控えている七瀬次長に迷惑をかけたくないという思いから、結局ミミさんはワタルさんのことを相談できませんでした。
その後も七瀬次長には相談できないまま月日が流れ、ミミさんのおなかはふっくらしはじめ胎動を感じるように。
ある夜、ワタルさんに“夜のお誘い”を受けたミミさん。
しかし、殴られた日の恐怖や赤ちゃんのことが心配な気持ちがあり、前向きになれません。
ミミさんがやんわり断ると、「いつまで妻の義務を放棄する気? 」とワタルさんは怒りの表情を見せたのでした。
自分の気持ちよりも他人を優先してしまう性格のミミさんは、結局七瀬次長にワタルさんのことを相談できませんでした。
穏やかな日々も束の間、ワタルさんはミミさんの体調を考えずに性交を強要するような発言をしてしまいます。
性交を「妻の義務」と表現するのは、あまりにデリカシーに欠けた発言です。
そして安定期に入ったからといって、必ずしも安全とは言い切れないでしょう。
ワタルさんには、妊娠中のからだの変化やミミさんのメンタルに対して、もう少し配慮をしてほしいものです。