わが家の長男はベビーカーをいやがってあまり乗ってくれない子でした。そのため、移動ではずっと抱っこひもを使用。そのせいか産後10カ月を過ぎたころに、ひどい腰痛に悩まされることになってしまいました。日に日に痛みが増していった、私の腰痛についてお伝えします。
ひどい腰痛から整形外科を受診
私の場合、腰から左足の付け根にかけて痛みが出ていました。ただ、当初はベビーカー嫌いの長男を抱っこする機会が多く、その疲れなどが出ているだけだと思っていました。
ところが整形外科を受診し、撮影してもらったレントゲンには、骨盤の左側にはっきりとしたゆがみが。診察をしてくれた医師から「ずいぶん痛かったでしょう」と言われるほど、症状が悪化していました。
腰痛の正体は「椎間板ヘルニア」
私の腰痛は「椎間板ヘルニア」と診断されました。医師によると「椎間板ヘルニア」とは、椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている椎間板とよばれる軟骨が変形して、一部が飛び出している状態とのこと。
もともと猫背気味で姿勢が悪いことに加え、日に日に重くなっていく息子の抱っこによってさらに負担がかかり、発症してしまったようでした。日ごろからもっと姿勢に気を付けるべきだったと反省しました。
「椎間板ヘルニア」を治すためにおこなったこと
まだ授乳中で薬が飲めなかったので、重いものを持ち上げないこと、骨盤ストレッチをすること、骨盤ベルトを着用することを医師から指導され、通院をしながら経過をみていくことになりました。
その後、二人目の子どもを妊娠し、出産。産後は長男のときよりも、しっかりと骨盤ベルトの着用を心がけ、毎晩、骨盤ストレッチをかかさずおこないました。そのおかげか、椎間板ヘルニアによる痛みはすっかり収まりました。
妊娠中や育児中に腰痛になる方もいると思いますが、私のように悪化してしまう前に予防することが大切ですね。とくに妊娠中から産後は骨盤ベルトの着用やストレッチなど、日ごろから骨盤をケアすることが大切だと痛感しました。
著者:小鳥遊美代
二児の母。2歳年上の夫と2歳差兄弟、インコ2羽と暮らしている。好きなものは麻雀と読書、子どもを産んでからは育児本を読むのが楽しみのひとつ!妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。