退院前日、義母は命名用紙に「カケル」という名前を書いて持って来ました。
もう提出済みですと…?
自分を無視して勝手に名付けについて進める義母とワタルさんに、ミミさんは言い返す気力もありません。
退院後はミミさんの実家で1カ月間過ごす予定です。
するとワタルさんは、ミミさんが里帰りの間キャッシュカードを預かっていいかと尋ねてきます。
ワタルさんの無駄遣いを心配するミミさんですが、臨月の間は飲み会も控えていたワタルさんを信頼して預けることに。
そして、命名用紙を見て浮かない顔をしているミミさんに義母が気づきます。
ミミさんは勇気を出して、自分も赤ちゃんの名前を考えたかったことを伝えました。
すると義母は、「2人目はミミさんが付けたら? 」と出産したばかりのミミさんに信じられない発言をしたのです……。
カケル君の出生届は既に提出されているらしく、もう名前の変更はできません。
「もう決まったことだからケチケチするなよ」と言うワタルさんに、なぜ自分ばかりが我慢をしなければならないのかと思ってしまうミミさんなのでした。
ミミさんの意見を伝える間もなく、既に赤ちゃんの出生届は提出済みでした。
名前が気に入らないわけではなく、自分の意見を聞入れくれないワタルさんに疑問を抱くミミさん。
妊娠中はワタルさんや義母に悩まされることが多かっただけに、せめて里帰り中はミミさんが心安らかに過ごせるといいですね。