みなさんは、赤ちゃんにどうやって粉薬を飲ませていますか? わが子が初めて風邪を引いたとき、粉薬をどうやって飲ませたらいいのか、私も悪戦苦闘しました。今回は、私の経験をもとに、赤ちゃんに粉薬を飲ませるコツと使って便利だったグッズなどをご紹介します。
生後2カ月で風邪を引いた
わが子は生後2カ月のとき、初めて風邪を引きました。鼻水がダラダラとたれ、おっぱいを飲むのも苦しそうです。生まれてまもない赤ちゃんは病気をしにくいイメージを持っていましたが実際は違いました。ママの免疫があっても病気をすることもあるようです。
急いで小児科を受診し、粉薬を処方してもらいました。医師から粉薬を練って飲ませる方法について口頭で教わりましたが、うまく飲ませられるか心配でした。
処方された粉薬に苦戦!
赤ちゃんに粉薬を飲ませるのはもちろん初めて。緊張しかありません。医師から教わった通り、粉薬を小皿に入れ、少量の水を粉薬にたらしました。次に清潔にした指で粉薬を練ろうとしたのですが、思っていたより水の量が多くなってしまい、失敗……。
粉薬に水を数滴たらすのって、意外とむずかしい……。そこで「スポイト」を使って水を2、3滴たらすと、うまくペースト状にすることができました。「スポイト」は常備したいグッズのひとつですね。
いよいよわが子の口のなかへ
練った粉薬は、授乳の姿勢でわが子に飲ませてみることにしました。いつもの態勢に安心するのか、じっとしていてくれました。口のあたりを指でやさしくタッチすると、自然に口を開いてくれたので、すかさず頬の内側や上あごに薬を塗りつけました。
はじめて口にする粉薬の味にしかめっ面のわが子でしたが、粉薬を飲ませたあとにすぐおっぱいを飲ませると泣くことはありませんでした。無事に薬を飲ませることができて、ホッとしました。慣れるまでは赤ちゃんに薬を飲ませるのもひと苦労ですね。
粉薬のほかにも、シロップ剤を飲ませることもあると思います。そんなときはスポイト式の薬飲み器を使うと楽でした。いろいろ試してみて、自分なりに飲ませやすい方法を見つけておくといいかもしれませんね。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。