「被害を受けるのは子ども」離婚家庭育ちの元同僚からの鋭い指摘 #夫の浮気相手は私の友人【第2部】33

 

遅れてランチ会の会場にやってきたのは、こちらも元同僚であるYットくんでした。

 

地獄の雰囲気となっていたランチ会。誘ってくれたBッキーをはじめ、その場にいた元同僚たちは空気の悪さから全員退場し、残されたエコさんはYットくんとランチをすることに。

 

YットくんもS太郎さんとの離婚劇のことは知っており、彼の下で働いていた人間として「（S太郎さんは）人の弱みをつくのがうまい」と冷静に言います。そして、「あんなのに引っかかるほうがどうかしている」「見る目がない、ねえ、エコさんw」とニッと嫌味のように笑って……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の両親も離婚し、昔は大変だったというYットくん。「被害にあうのは子どもなんだから、見る目を養って生活を正してください」と、まさに図星の忠告を受けてぐうの音も出ないエコさんでした。そして、事情をすべて知るYットくんに、「とにかく今は平和に暮らしたい」と本音をポロリ。すると、「Cさんにだけは気をつけたほうがいい」と言われて……。

 

このときのことを「ガチのお説教」だと振り返っているエコさん。言われた指摘がグサッと刺さるのは、本当のことだから……でもありますよね。