旅行前日に生理がきた
大学生のときの話です。友人と一緒に電車で旅行する予定を立てていたのですが、旅行の前日に生理がきてしまいました。私は経血量が多いほうだったので、旅行中に経血漏れをしてしまうのではないかと心配に。
長時間電車に乗って移動し、旅先では長距離歩く予定だったので、恐らくナプキンを好きなタイミングで替えることはできません。経血漏れが心配だからと旅行を延期するのも気が引けたので、夜用のナプキンを着けていこうと思いました。
ある物を試してみることに
ちょうどそのとき、友人がタンポンを使っているという話をしていたことを思い出しました。友人は「経血漏れをしなくてラクだよ」と言っていたので、使ってみようかな?と私はドラッグストアへ。そして、試しに自宅で使ってみることにしました。
タンポンの挿入には勇気がいりましたが、無事に装着完了。動くと少し痛いかな……とはじめは違和感があったものの、時間が経つにつれて気にならなくなりました。取り出すのもうまくいったので、次の日の旅行でも使用することに。
旅行当日
旅行当日はタンポンを装着し、下着にナプキンもセットして万全の体制を整えました。旅先ではやはりトイレに行くタイミングがなかなか取れず、「タンポンを挿れてきてよかった」と安心しました。
タンポンを挿れている違和感もほとんどなく、念のためにつけていたナプキンにも経血はついていませんでした。タンポンがしっかり経血を吸収してくれて、経血漏れもせず、快適に旅行することができました。
◇ ◇ ◇ ◇
その日以降、絶対に経血漏れをしたくない日には、タンポンを使うようになりました。また、最近ではタンポン以外にも、便利な生理用品もたくさんでてきているので、状況に合わせて試していきたいなと思っています。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者:堀川京香/30代女性・2020年生まれ、2022年生まれの女の子を育児中の2歳差姉妹ママ。生理不順を機に前職を退職。自身の経験を元に妊活・出産・育児について執筆中。
イラスト:もふたむ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
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