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スーパーで周囲から冷たい視線…「うちの子、何かした?」⇒振り返るとまさかの光景が!謝罪する事態に

当時2歳の長男を椅子付きの買い物カートに乗せて、スーパーの食品コーナーで買い物をしていた私。すると、ほかの買い物客から冷たい視線が向けられていることに気づきました。息子が騒いでいるわけでもないのに、一体なぜ……?

冷ややかな視線を送られた理由に驚愕…

当時2歳だった長男と、食品コーナーで買い物していたときのことです。

 

長男は、子どものすぐうしろに買い物かごを置くタイプのカートに乗っていました。青果コーナーから行き、長男が大好きないちごがあったので、買い物かごに入れると、「やったー! 早く食べたいなー!」とニッコニコ。「お家帰ったら食べようね」と言い、食品コーナーを進んでいきます。

 

そのまましばらくいつも通り買い物を続けていると、ふと年配の女性から冷ややかな視線を向けられていることに気づきました。そしてその女性は、「どういう教育しているのよ」と私に聞こえる声で独り言を……。

 

私は「なんのこと!?」とわけがわからずでしたが、ふと息子を見ると口をもぐもぐ……。なんと息子は、会計前のいちごを食べていたのです……。おそらく買い物かごの上のほうにいちごを置いていたため、私が買い物に夢中になっている隙に、息子が振り返って取ってしまったのだと思います。

 

私は慌てて「まだ買っていないから、食べたらだめだよ!」と言いましたが、「食べたい!!」と駄々をこね、懲りずにまたいちごに手を伸ばす息子。「お会計するから待って!」といちごを取り上げ急いでレジへ。そしてレジの店員さんに「このいちご、子どもが少し食べてしまいました。本当にすみません」と謝罪。

 

「買う予定の物だったとはいえ、会計前に食べてしまったなんてやっぱり怒られるよね……長男から目を離さなければよかった……」と後悔する気持ちでいっぱいになっていると、店員さんは「大丈夫ですよ」と私に言い、「いちご好きなんだね! 近くにあると食べたくなるよね!」と、笑顔で対応してくれました。反省する気持ちや恥ずかしい気持ちでいっぱいだった私は、店員さんのこの言葉にとても救われました。

 

小さな子どもは、少し目を離した隙に予想もできないことをするのだと痛感。そして、ときには冷たい視線に落ち込むこともありますが、あたたかく見守ってくださる方もいることに気がつきました。

 

 

私も他人をあたたかく見守れる広い心を持ちたいと感じると同時に、今後同じことが起きないように、触ってほしくないものは子どもの手が届かない場所に置いたり、買う前の物を食べてはいけないと、よく伝えたりするなど、気をつけていこうと決めた出来事です。

 

 

著者:下野香月/30代 女性・ライター。面倒見のいい6歳の長男、ひょうきんな4歳の長女、甘え上手な2歳の次女を育てる元保育士ママ。日々子どもたちに癒やされながら、忙しくにぎやかな毎日を送る。

イラスト:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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