7月に誕生した女の子の赤ちゃん3,965人の名前から、花にまつわる漢字やよみの名前「フラワーネーム」ランキングをご紹介! 古風で日本的なイメージのある名前「レトロネーム」も多くランクインしていました。
1位 陽葵(主なよみ:ひまり)
7月に最も人気だったフラワーネームは「陽葵」でした。2024年上半期のフラワーネームランキングでも1位だった「陽葵」。さらに2023年・2022年ともに年間名前ランキングでも1位に輝いている、今女の子に一番人気の高い名前です。
「葵」は太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせるアオイ科の植物のこと。また、そこに太陽を連想させる「陽」を組み合わせることで、より明るくすくすくと育つイメージになっています。
2位 葵(主なよみ:あおい)
2位にランクインしたのは「葵」。1位の「陽葵」に続き、「葵」という漢字を用いた名前がランクインしました。2024年上半期のフラワーネームランキングでは2位、2022年の名前ランキングでは3位、2023年は11位と、近年大人気の名前。男女どちらにも名付けられることの多い性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」としても人気です。
植物の「葵」を一文字で用いることで、上品で凛とした印象に。同名では女優の森川葵さんが活躍されています。
3位 凪咲(主なよみ:なぎさ)
3位に入ったのは「凪咲」。2023年名前ランキングでは26位、2022年は45位と、近年人気が高まっています。
風が止まり穏やかな状態を表す「凪」に、笑う・花が咲くという意味をもつ「咲」を組み合わせることで、より華やかで優雅な印象の名前になっています。
4位 莉子(主なよみ:りこ)
4位には「莉子」がランクイン。2024年上半期のフラワーネームランキングでは9位、2022年名前ランキングでは7位、2023年は9位に入っており、近年人気の名前TOP10入りを続けている非常に人気の高い名前です。
「莉」は、ジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。止め字に「子」を用いた和風さがありつつ、「りこ」という二音のよみがイマドキ感のある「レトロネーム」でもあります。
5位 紬葵(主なよみ:つむぎ) ※同率
5位は「紬葵」。1位「陽葵」、2位「葵」に続き、「葵」という漢字を用いた名前のランクイン。2022年の名前ランキングでは88位でしたが、2023年は31位へと人気が急上昇しています。
日本文化を感じさせる漢字の組合せで、古風な雰囲気の「レトロネーム」になっています。
5位 花(主なよみ:はな) ※同率
同率5位にランクインしたのは「花」。2022年の名前ランキングでは49位、2023年は72位という順位ですが、2023年の人気漢字ランキングには4位にランクインしています。
「花」という漢字一文字にすることで、美しさや華やかさ、生命力の豊かさを感じさせます。
5位 一華(主なよみ:いちか) ※同率
さらに同率で5位にランクインしたのは「一華」。2022年の名前ランキングでは28位、2023年は30位に入っていました。
「一つ」や「唯一」を表す「一」という感じに、美しさや華やかさを表す「華」を組み合わせた名前。特別な一輪の花をイメージさせる、魅力的な名前です。
8位 陽菜乃(主なよみ:ひなの) ※同率
8位は「陽菜乃」。2022年・2023年ともに人気名前ランキングでは57位でした。
太陽の光や温かさをイメージさせる「陽」、黄色のかわいらしい花を咲かせる「菜」、古風な印象のある止め字「乃」の組み合わせ。自然との調和を感じさせる、やわらかい雰囲気を持った名前になっています。
8位 結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな) ※同率
同率で8位に入ったのは「結菜」。2024年上半期のフラワーネームランキングでは3位。2022年名前ランキングでは6位、2023年は7位と、人気の名前TOP10入り常連の名前です。
「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は春に花を咲かせる菜の花の意味。「ゆな」「ゆいな」という「な止め」の響きもかわいらしい印象です。
◆花を表す漢字は「葵」を用いた名前が3つ、「菜」を用いた名前が2つランクインしており、フラワーネームでは人気の漢字となっています。また、「陽」という漢字と組み合わせた名前も2つランクインしており、夏の太陽を連想させる明るい名前が多い点も印象的でした。これから女の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね!
photo:@tenubaby2023さん(ベビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年7月1日(月)〜2024年7月25日(木)
調査件数:3,965件(女の子)