義母の信じられない発言…
第1子を妊娠し、子どもの名前を考えているころ、「出産で一番活躍するのはママだから」と、私に名付けを全て任せてくれていた夫。私は早速考え始め、いろいろ候補を出していました。
義母に「子どもの名前は決めているの?」と聞かれたので、「はい、いくつかまだ候補がある状態ですが、ほぼ決まっています」と答えました。
すると、義母がとんでもないことを言い出したのです。
「それって……、もちろん、私(義母)とお父さん(義父)の一文字ずつをとった名前にするんでしょ?たとえば〇〇とか」「お義父さんもそう楽しみにしてるわよ」
突然わけのわからないことを言われて驚いていると、「え?当然でしょ?」というようなリアクションをする義母。私はすぐに夫にこのことを相談しました。
すると夫は、義父母の考えがおかしいこと、もし1文字ずつ取るとしたら、義父母ではなく親である夫と私だと説明してくれました。しかし、義母はまったく納得していない様子。
わが子のことで義両親と揉めたくないと思っていた私たち夫婦は少々悩みましたが、私が候補にしていた名前の中から、夫と2人で最終決定をしました。
出産後、決定した名前を報告すると義母はお気に召さなかったようで、親戚の人達には「ウチの嫁は気が利かないの」と愚痴をこぼしていました。しばらくすればほとぼりも冷めるだろうと思っていたのですが、出生届を出したことを伝えると、さらに嫌味な発言を放ってきたのです。
「子どもがかわいそうで仕方がないわ」
「だって本当は〇〇って名前になるはずだったのよ……?」
どうやらまだ自分たちから1文字取った名前に未練を持っていた様子……。
この出来事以降、義実家に立ち寄るのは必要最低限のみになった私たち。子育てのことでもいろいろ言われそうだと感じたからです。けれどもたまにしか会わないという距離感のある関係になったことがよかったのか、その後は義父母と私たちは少しずつ良い関係に。名付けの話はストレスでしたが、このことを機に距離をおくことができたのは、結果的に良かったと感じています。今はわが子たちをかわいがってくれる義父母に感謝しています。
著者:柏木さち/40代女性/6児の母。仕事は介護士、趣味はショッピングと呑み歩き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)