美術館やショッピングなどのイメージの強いパリの街ですが、パリ市内には動物園が2つあり、子どもも十分に楽しむことができます。前回、12区にある動物園「Parc Zoologique de Paris」を紹介しましたが、今回は、まさにパリの街のど真ん中5区にある「パリ植物園付属動物園」を紹介いたします。
フランス革命直後に開園!世界最古の動物園
「パリ植物園付属動物園」はフランス革命後の1793年に開園した世界最古の動物園として知られています。
絶滅危惧種保存や研究を目的としている動物園のため、「Parc Zoologique de Paris」のような華やかさはありませんが、パリ植物園の中に位置し、深い緑に囲まれた園内は散歩するのにとても気持ちのいい場所です。トラやワニなども含め、さまざまなめずらしい動物を見ることができます。
子どもはカエルやヘビの展示室に夢中!?
フラミンゴやサル、アライグマなど、愛らしい動物のほかにも、ヘビやカエル、ワニなどを展示している室内展示場が園内にあります。ちょっと薄暗い室内にヘビやカエルがいる様子に、こわいもの見たさなのか、子どもの目が輝きます!
動物園のすぐそばには恐竜も!?
「パリ植物園付属動物園」は自然史博物館の一部なのですが、この自然史博物館の中に「進化の大ギャラリー」という博物館が、動物園から歩いてすぐのところにあります。
ここには、動物たちの骨や恐竜、マンモスの標本、動物の剥製などが飾られており、動物の進化の過程を学ぶことができます。動物や恐竜好きの男の子がよろこぶこと請け合いです!せっかく「パリ植物園付属動物園」に来たのであれば、ぜひ訪れたい場所のひとつです。
動物園自体はそれほど大きくはありませんが、思いの外、動物はたくさんいるので、じっくり見れば半日は十分に楽しむことができます。「進化の大ギャラリー」も巡れば、とても1日では終わらないほど満喫できますよ。
4歳女児の母。旅行雑誌編集デスク、アルバイト情報サイト編集長を経て、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。現在、モロッコ在住。自身の経験からママたちと共有したい情報を発信中。