2024年夏「いろどりネーム」ランキングTOP10
「彩」が大人気！
「いろどりネーム」のランキングを見ると、TOP10の内4つが「彩」を含む名前でした。色そのものではなく「美しい色をつけること」を意味する「彩」は、多彩な魅力を持った女の子に育ってほしい、彩豊かな人生を歩んでほしいといった、パパやママの願いが込められているのではないでしょうか。
「あや」というよみのイメージが強い「彩」ですが、「いろどりネーム」ランキングTOP10では、「いろ」というよみで用いる名前が多く見られます。中でも「いろは」というよみが、2位と10位にランクイン。
日本に古くからある「いろは歌」を連想させるレトロな名前「いろは」は、奥ゆかしさや日本の情緒を感じさせます。
純真無垢でけがれのない清らかな白
3位にランクインした「茉白」の白色といえば、純粋でけがれのない清らかなイメージ。「ましろ」というよみが、さらに白の持つ無垢な印象を強めます。
白色に組み合わせた「茉」は、ジャスミンの花を連想させる漢字です。ジャスミンといえば、可憐な白い花。ジャスミンの花の美しさが、さらに際立つ名前ではないでしょうか。
エネルギーやあたたかさを感じる赤
7位にランクインした「朱莉」の「朱」は、茶色がかった赤色を表します。朱色は宮殿や寺院、鳥居などに使われている日本古来の伝統色で、古風な印象を与えます。
また、古代中国の思想では、「朱」は夏の色。夏生まれの女の子にぴったりの名前と言えますね。
また、3位の「陽彩」の主なよみである「ひいろ」という音は、「緋色」を連想させます。緋色とは、濃く明るい赤色のこと。夏の真っ赤な太陽のイメージにも重なります。
彩り豊かな人生をイメージする虹色
雨上がりの空にきれいな七色の弧を描く「虹」を用いた「虹心」が5位にランクイン。「いろどりネーム」の中でも、特にカラフルな印象を持つ名前です。
輝かしい未来や、人と人とをつなぐ架け橋になってほしいというパパやママの願いを込め、虹という漢字が使われることが多いよう……。
主なよみである「にこ」は、日本の伝統的な「こ止めネーム」です。「にこ」という響きが笑顔を連想させつつも、レトロな印象を与えます。
1文字ネームは男女ともに人気
翡翠（カワセミ）の羽のような鮮やかな緑色「翠」、強い青緑色「碧」、濃い青色「藍」の、一文字からなるこれらの名前は、夏生まれの男の子の「いろどりネーム」TOP10にもランクインしている「ジェンダーレスネーム」です。性差を感じさせない中性的な印象を受けます。
「翠」と「碧」は男女ともに同じよみで名付けられていますが、「藍」は男女とにも名付けられている「らん」のほかに、女の子のランキングでは「あい」というよみも見られました。
◆女の子の「いろどりネーム」ランキングTOP10は、伝統的な色から自然を感じさせる色まで、非常にカラフルな結果になりました。
それぞれの漢字が持つ意味や、色のイメージを参考に、お子様にぴったりの「いろどりネーム」を見つけてみてくださいね。
＜調査概要＞
調査対象：株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間：2024年6月から8月各月1日～25日
調査件数：11,835件（女の子）
