帰宅は20時過ぎ、でも頑張れた
40歳を過ぎ、朝早く出る代わりに帰りの時間も早い仕事に転職。それまでは帰宅も遅かったので、洗濯や食器洗いくらいはやってくれていた夫がほぼ家事をしなくなりました。
帰宅時間が私と同じくらいになって家事をしてくれる人が現れたからなのか、冷蔵庫の氷すら出さない人になりました。そうなると、ほぼすべての家事が私の担当となり、子どもの塾や習い事の送り迎えも加わって、いっぱいいっぱいです。夫に頼めば良いと思われるでしょうが、頼んだときに不機嫌になったり面倒くさそうにする人には何も頼みたくないわけです。
なので、できる限り家事は自分でこなしていました。食べ盛りの息子たち、シンクにてんこ盛りの食器、フライパン、鍋。それを片付けたら洗濯物を干して翌日の弁当の仕込みをしたら、もう23時とかになってしまう日々を送っているうちに限界は近づいてきました。
頻繁な体調不良に見舞われる
元来ロングスリーパーで8時間、9時間は眠りたい私。それが家事のすべてを引き受け、フルタイムで働いているうちに不可能になりました。4時間寝て夜明け前に起きて、夫の弁当を作って少し寝て起きて、仕事に行く。夜も少し眠って翌日の用意してまた寝てというようなおかしな寝方をしばらく続けました。
まず、頭痛と吐き気が頻繁に起きるようになりました。ゲームのやり過ぎで頭痛と吐き気が起きたときに似ています。仕事の休憩中にも睡魔に襲われ、居眠りする毎日。家に帰れば風呂に入るのも面倒なほど疲れ、ごはんを食べるのも面倒くさい。何もかも面倒になり、家事が終わると家族と話すこともなく転がって寝る始末。
子どもの相手もろくにできなくなり、休みの日は疲れて寝るだけの生活に危機感を抱き、状況を改善することを考えました。
お総菜の活用、家事の手抜きで元気に
家族に協力してもらえることはしてもらわないともう無理だ。自分が限界と気付いた私は、夫と子どもたちにもできることをしてもらうようにお願いしました。
洗濯物を干す、学校から帰ったら掃除機をかける、自分の弁当箱と水筒を洗い、洗濯物を取り込む。取り込んだ洗濯物は各自でしまう。これが夫と子どもたちにお願いした仕事です。これだけでも私の負担は減りました。意地を張ってひとりで頑張っても良いことは何もありません。
あとは、時間のないときは半額になったお総菜を買って家ではきゅうりとトマトを切るだけの日を自分に許しました。鍋のフル活用で洗い物と料理の手間を減らしました。
洗濯も面倒なときは近所のコインランドリーに放り込んでしまうなど、宅配のお弁当もフル活用! お金はかかるのですが疲れたら休むということを最優先に考えて実行したところ、体調も良くなり、居眠りすることも減り、元気になりました。
まとめ
ドラム式洗濯機、ロボット掃除機、食洗器があればもっとラクになるのでしょうが、そんな余裕のないわが家。今置かれている状況でなんとかやっていかないとならないので、家族の協力が必要不可欠でした。
自分が苦しくならないよう、適度に手を抜き、工夫して家事と育児と仕事の両立をこれからもできるように模索していきます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:竹中 まさみ/40代・会社員。2人の男の子を持ちフルタイムで働いている。化粧品メーカーを辞め、別の業種に。慣れない仕事と化粧品業界のときと変わらない「女同士の上辺の関係」を生暖かく苦しみながら見つめる日々。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。
イラスト/きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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