お土産の事前チェックもバッチリ!
長男が小学6年生になり、いよいよ楽しみにしていた修学旅行が近づいてきました。どんな場所に行き、どんなものを食べ、何を買うか。何日も前から、長男はしおりを見ながら家族に話をしていました。
その中でも自分でお土産を買えるという時間があり、それが一番の楽しみとのこと。長男は学校で配られたお土産リストを見ながら、「お土産何がいい?」と私や妹たちに聞いて、事前に何を買うかもバッチリ決めていました。
修学旅行から帰宅後、事件が…!?
意気揚々と修学旅行に行った長男。1泊2日ながらとても楽しかったようで、満面の笑みで帰ってきました。駅で解散し家までの帰り道も話が止まりません。
帰宅後、お風呂から上がり、うれしそうに荷物を出し始めた長男が急に「ない!!」と叫びました。どうしたのか聞いてみると、なんと買ったはずのお土産がないとのこと……。
「えっ……!?」
みんな思わず絶句してしまいました。
いくら探しても、お土産はカバンから出てくることはなく、買ったときのことをゆっくり本人に思い出してもらうと、お土産屋さんにそのまま置いてきたかもしれないとのことでした。
最終日の昼食後にお土産を買う時間があり、その後はみんなで電車に乗って帰るため、お土産も手荷物として持ち帰るという流れだったようです。財布をしまっている間にお土産のことを忘れてしまったのでしょう。親の私はその光景が目に浮かびますが、本人はもう泣きそうでした。
夜だったので先生に連絡するわけにもいかず、しおりを見返すとお土産屋さんがどこか書いてあったので閉店間際でしたが直接電話で連絡をすることに。すると、やはりお土産屋さんにお土産を忘れてきているとのことで、お店側が親切にも郵送してくださることになりました。
相変わらずな長男だなと思いながら、家族全員が一生忘れない出来事となった長男の修学旅行。長男もさすがにショックを受け、恥ずかしかったようで、思春期なこともあり普段はあまり決意を口にしませんが「次から忘れないようにしたい」と家族に宣言していました。
著者:米田のの/40代女性。2013年生まれの長男、2015年生まれの長女、年の離れた2023年生まれの次女を育てる3児の母。思春期&ドタバタな小学生たちと、かわいい末っ子に癒やされる日々を過ごしている。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)