問い詰めた夫からのまさかの言葉
問い詰めたところ、パチスロや飲み代のためにお金が必要だったと夫。ボーナスが支払われたときに借金を返すという約束をさせ、クレジットカードは没収することに。
また、夫は仕事帰りに飲みに行く回数が多く、飲むと必ず最後まで飲み歩き、自分で帰宅できないこともしばしばあります。反省してもらう点が多々あるので、お小遣いやお金の使い方に関して話し合おうと言いました。すると耳を疑う言葉が返ってきました。
「小遣い!?あのな、みんなはもっともらってるんだぞ!」
まるで子どものように言い、吐き捨てられました。
私は夫の開き直りぶりに目がテン。「あなたって全然反省してないのね……」私がそう嘆いても夫はスルー。
さらにその後、給料から自分の口座にお小遣いを振り込むように勝手に設定したのです。給料明細すら見せてくれなくなり、老後の資金も全然貯まっていません。もうわが家の家計は詰んでいます。
再就職を諦めていた私が決意したこと
私は仕事に支障が出るほど生理が重く、また転勤族なので都度転職活動をしなければならず、仕事を諦めていました。しかし、このままではまずいと思い、自分が働くことを考えました。すると、婦人科ではホルモン治療をしていただけることになり、また、仕事を探してみると、在宅で働ける仕事がたくさんあることに気付いたことから、自分にできる形で仕事をすることに。もっと早く動いていればよかったと後悔しました。
10歳も年齢が上でも、精神的に成熟しているとは限らないのだと、夫を見て痛感しています。ただ私自身も家計管理が決して得意なわけではなく、無駄遣いをしている部分もあり、反省すべきことが多くあります。
振り返ると、私たち夫婦は子ども同士が結婚したようなものだと思います。ですが、早く生活を立て直したいので、夫に話し合いを諦めずに持ちかけ続け、将来困ることがないよう、貯金ができるようにしたいと思っています。
著者:山田真由美/50代女性/10歳歳上の同僚と結婚して退職。転勤族で再就職が難しく専業主婦に。
イラスト:海乃けだま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)