虫歯になりにくいおやつの与え方とお口ケアの方法は?【専門家に相談】

2018/06/08 19:00
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。歯と口の健康週間ということで、今回は赤ちゃんの歯の健康に関するご相談をピックアップしました。

歯磨きをする赤ちゃんのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。6月4日~6月10日は「歯と口の健康週間」ということで、今回は、将来の歯の健康を考えて甘いお菓子を食べさせないという方針のママさんからのご相談をピックアップしました。

 

Q. 虫歯にならないためにお菓子を与えないようにしているのですが……

生後4カ月になる娘を育てています。虫歯になりやすいなどの理由から3歳まではお菓子をあげないでおこうと考えています。義母がいつも娘に「お菓子食べられるようになったらいくらでも買ってあげる」と言ったり、今日に至っては離乳食も始めていないのに、娘がほしそうにしていた? のか「くちびるにアイスをちょっとだけでもつけてあげれば」と言い出しました。そのときは、義姉夫婦が止めてくれたのでよかったのですが……。義母に、そういったことをさせないために、分かりやすくて説得できるような根拠や理由はないでしょうか? 私も勉強不足なこともあり、うまく言えないので……。よろしくお願いします。また、そういったことが書かれている文献や雑誌などがあれば教えていただきたいです。

 

宮川めぐみ助産師からの回答

文献などは見つけられていませんが、一般的に質問者さんが書いてくださったように、3歳までに歯のケアを身につけて、甘いものもあげず、虫歯を作らないようにしていると、永久歯が生えてくるときにいい状態になるといいます。

 

乳歯はエナメル質がとても薄く、虫歯になりやすいです。甘いものを食べることが習慣になると虫歯もできやすくなりますし、虫歯がたくさんあると永久歯に生え変わるときに歯並びなどのお口の中の状態が悪くなります。歯は一生ものですので、乳歯のときからの習慣はとても大切になると思います。

 

おやつの時間が1歳を過ぎると始まるかと思いますが、甘いお菓子ではなく、なるべく栄養のあるものを選んであげるようにしてください。(ふかし芋やおむすびなど)甘いものをよく摂ることで、血糖値が急激に上がったり下がったりすることがありますので、落ち着きがなくなったり、イライラしたりしてしまうお子さんもいるかと思います。
 

虫歯とは少しずれてしまいますが、砂糖なしの育児について、雑誌の『月刊クーヨン』6月号で特集が組まれていましたよ。よかったら見てみてくださいね。
 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/11/0

 


赤ちゃんの歯の健康のためにできること

歯をはじめ、赤ちゃんの健康を考えたとき、具体的にどんなものを与えたらいいのでしょうか。たとえば今回「おやつ」について話されていますが、おやつはあくまで食事の補助的なものです。ここでは、それを踏まえたおやつの選び方についてご紹介します。また、基本的な赤ちゃんのお口ケアの方法についてもここで再確認しておきましょう。

 

おやつを与えるときのポイント

1. ごはんの代わりになるものを選ぶ
ごはんの代わりになる食材を選びましょう。たとえば、おにぎり、さつまいも、じゃがいも、うどん、かぼちゃ、バナナなどなど。市販のお菓子なら米菓子がベストです。赤ちゃん用で販売されていても、味付けが濃いものもあります。味付けの薄いものを選びましょう。

 

 2. 素材の味を生かしたおやつを選ぶ
手作りするとき、さつまいもやじゃがいも、かぼちゃなどをシンプルに蒸すだけでOKです。

 

3. 発達に応じたものを選ぶ
赤ちゃんの発達に合わせて、大きさやかたさなどを見ながらおやつを選びましょう。

 

4. 時間を決めて食べる
できるだけ、「泣くから与える」「グズったら与える」などのタイミングで与えないようにしたほうがいいです。食べる時間は1日の流れでだいたい決めておくようにしましょう。ダラダラ食べが習慣になると、虫歯の原因にもなりますし、食欲不振にもつながります。

 


 ※参考:ニュース(食・レシピ)「赤ちゃんにおやつを与えるときに大切にしたい4つのポイント」〈  https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/5857  〉【著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨】

 


赤ちゃんのお口のケア

乳歯は永久歯と比較して虫歯の原因菌が出す酸に溶けやすく、虫歯なりやすいため、歯のケアが大切です。

 

赤ちゃんの歯が生えてきてすぐに歯磨きをしようとしても、赤ちゃんが嫌がり、なかなかうまくできないということが多々あります。まずは赤ちゃんの頭を親御さんのひざの上にのせ、赤ちゃんのお口の中を観察することから始めましょう。そして、赤ちゃんのお口の中を綿棒や濡れたガーゼを巻いた指などで触れていきます。赤ちゃんのお口に触れる時間を少しずつ長くして、慣れさせるのがポイントです。

 

赤ちゃんが慣れてきたら、歯ブラシの登場です。乳児用の小さな歯ブラシは、歯茎を傷つけないためにヘッドが小さめでブラシの毛が丸くて柔らかいものを選びましょう。乳児用歯ブラシはペンを持つようにして、歯を見ながら1本ずつやさしく磨きます。赤ちゃんの歯は柔らかいため、1本5秒くらいでじゅうぶんです。

 

歯ブラシに慣れるまでは、赤ちゃんの機嫌のよいときや親御さんの余裕のあるときに歯磨きをする程度でかまいません。慣れてきたらじょじょに毎食後・寝る前の歯磨きができるように習慣づけていきましょう。


そして、赤ちゃんの成長とともに、自分で歯磨きをしたがるようになります。自分で歯磨きをしたいという思いを大切に、歯磨きさせてみましょう。その際は、自分で歯磨きをするときには座る約束をするなど、安全面にはじゅうぶん注意しましょう。また、最後には親御さんが必ず仕上げ磨きをしてあげましょう。

 


※参考:基礎知識(ベビー)「赤ちゃんの歯磨きはどうすればいい?歯が生える時期と順番、磨き方やコツについて」〈  https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/1144  〉【監修:助産師REIKO】

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