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「母が突然の入院…」きょうだい間でのお世話の役割分担は【体験談】

3年前に股関節を人工関節にする手術をした私の母。3年経ってもう片方も手術が必要となり、入院することになりました。前回はコロナ禍だったこともあり、面会にも制限があったので大変でしたが、今回はだいぶ緩和されお見舞いにも行きやすくなりました。子どもたちの負担にならないようにと心配する母なのですが……。

母の入院

70歳になる私の母は3年前、左股関節に人工関節置換術の手術を受けました。1カ月半ほど入院し、痛みもなく歩けるようになったのですが、その当時はコロナ禍で、面会もできず入り口でただ洗濯物の受け渡しのみ。やっと会えるようになっても窓越しに顔を見ることしかできませんでした。

 

私は3人きょうだいで、兄が2人いるので3家族で洗濯物を交代で病院へ取りに行き、また持って行くようにしていました。

 

母は退院して、痛みもなくなり1人暮らしも不自由なく送れていたのですが、3年が経ち今度は右の股関節も痛くなり手術が必要になってしまったのです。

 

3年前の教訓

私のきょうだいはみんな同じ市内に住んでいるので、車で10分以内のところに住んでいます。近くに住んではいるものの3家族で洗濯物の受け渡しは大変で、母は申し訳なさそうにしていたのです。

 

そこで、「今回はリハビリも兼ねて、洗濯物は病院のランドリーで自分でするから気にしないでね!」と言う母。入院する前に子ども3家族に伝えてから入院しました。

 

それでも気になり術後、私が洗濯物を持って帰ろうとすると「ランドリーでするから大丈夫!」と。「それなら、ランドリーで使えるように両替だけしとくね!」と硬貨を準備して帰りました。

 

 

3きょうだいの役割分担

入院の送迎は次男の嫁、手術の立ち会いは長男の嫁と私でおこない、お見舞いは各自でということで、きょうだい間で話し合いました。ただ、やはり母は娘である私に言いやすいので頼みごとは私に。

 

日ごろから私は子どもたちを見てもらったりと、母にはお世話になっているのでその分頼られるのは構いませんが、義姉たちの話を聞くと、日ごろは自分の実家に頼っているのでやはり母とは一線を引いているよう。

 

仲が悪いわけではありませんが、どうしていいかわからない状況があるようなのです。それでも、「何かあれば言ってください」と言ってくれるので今後もみんなで協力していこうと思います。

 

まとめ

兄たちは私がお世話をするだろうと思っているようですが、義姉たちも何かあればと一緒に動いてくれるので兄たちより心強いです。私の夫も母にはお世話になっているからと、入院の準備を手伝ってくれました。この先、入院だけでなく母の介護が必要となったときの相談もきょうだい間で少しずつしておこうと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:松田みさと/40代女性・ライター。2004年生まれの長男、2007年生まれの長女、2015年生まれの次女、長男とは15歳差の2019年生まれの次男の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

 

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