保育園で毎日使う「お食事エプロン」。購入するママも多いですよね。でも、そのエプロンがタオルで簡単に作れてしまうことをご存知ですか? 今回は、タオルエプロンの簡単な作り方とそのメリットを、わが家の体験談も交えてご紹介します。
お食事エプロンは徐々に必要な枚数が減っていく
お食事エプロンは、保育園に入園が決まると準備するアイテムの1つ。特に3歳未満児は、朝のおやつ、お昼ごはん、午後のおやつと、1日に3枚も必要な場合があります。毎日使うものなので、たくさん枚数が必要になります。100均で買ったり、おやつの時間はよだれかけ・お昼ごはんはお食事エプロンと使い分けたりと、ママたちもいろいろ工夫しているようです。
私の場合、子ども3人を保育園に通わせた経験がありますが、1歳後半になるとお昼ごはんとおやつのとき、2歳児クラスになるとお昼ごはんのときだけと、徐々に必要な枚数が減っていき、年少になるとお食事エプロンはいらなくなりました。
1分で作れる!? タオルエプロンの作り方
私の場合、長女が最初に通った保育園では、タオルエプロンを作るように言われました。フェイスタオルを半分に折り、折った部分から2cm程度のところを直線縫いしてゴムを通す穴を作り、そこにゴムを通すだけのタオルエプロンでOKとのことでした。
しかし、当時の私はミシンを持っていなかったので実家に駆け込み、母に作ってもらうことに。あとから思えば手縫いで作ってもよかったのですが、当時は思いつきませんでした。
半年ぐらい経つと汚れてきたので、新しいものを作らないと! と思ったとき、ハンドタオルの端の輪になっている部分に、ゴムを通せることに気が付きました。フェイスタオルを2つに折ったくらいの丁度いい大きさで、ゴムを通せば1分くらいですぐ完成! この裏技で作ったタオルエプロンは、保育園でも問題なく使えました。
タオルエプロンのメリットとは?
タオルエプロンのメリットは、まず洗いやすいこと。ビニール製のエプロンは洗濯機で洗うとシワシワになってしまったり、マジックテープが弱くなって付きにくくなったりしました。その点、タオルエプロンは汚れをざっと水洗いして洗濯機に入れ、じゃぶじゃぶ洗って乾かせます。
また、子どもが自分で着脱しやすいことも大きなメリット。娘はおなかいっぱいになると、自分でタオルエプロンを脱いでいます。保育園ではタオルエプロンをくるくる丸め、お片付けもできるようになっていました。
さらに、タオルが汚れたり、子どもが大きくなって使わなくなったりしたときは、ゴムを切って普通のタオルに戻し、雑巾にしてしまえばいいんです。ただし、タオルエプロンは濡れたままにしておくとカビがはえてしまうことがあるので、注意が必要です。
タオルエプロンは使い始めると便利なので、自宅でも使っていました。ミシンがなくてもハンドタオルとゴムさえあれば、すぐに作ることができます。口の周りを拭いたり、こぼしてしまったお茶を拭いたりするのにも大活躍しますよ!
著者:小林更紗
中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。