バイト中の違和感
大学生のころ、私は飲食店でバイトをしていました。その日は特に忙しく、いつも以上に接客や注文の対応に追われていました。そんなとき、ふと下着の辺りに冷たい感覚が。「ん? おかしいな」と思ったのですが、生理はまだだったので「気のせいだろう」と考え、そのまま仕事を続けました。
バイト中の忙しさもあり、その違和感に対して深く考える余裕もありませんでした。
シフト後のショック
仕事が終わり、更衣室で制服を脱いだ瞬間、目に飛び込んできた光景に私は言葉を失いました。ズボンのおしり部分が真っ赤に染まっており、経血が外側にまで染み出していたのです。
最初は何が起こったのか理解できず、パニックに陥りましたが、すぐに自分が生理になったことに気づきました。幸運にも、バイト先の制服は暗い色で、周囲に気づかれることはなかったものの、それでも「もしかしたら、お客様の何人かは気づいていたかも?」と思いゾッとしました。
生理時は管理の重要性を痛感
この経験を通して、私は生理予定日を把握することがいかに重要かを痛感しました。この一件以降、生理の前後には細心の注意を払うようになり、仕事中であっても定期的にトイレに行くなどして、自分の体調を確認しています。また、事前に準備を怠らないことや、生理の兆候を見逃さないことも重要だと思うようになりました。
今回の体験は、一見すると小さなことかもしれませんが、私にとっては大きな教訓となりました。同じような経験をしないためにも、普段からの準備と自己管理を徹底することが、快適な日常を送るための鍵であると感じています。
著者:小森みか/20代女性・普段はOLとしてフルタイムで働いている。自身の経験をもとに生理に関する体験談を執筆している。
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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