【助産師が回答】首のすわりを促すためのトレーニングとは?

2018/07/18 19:00
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、まだ首がすわりきっていない赤ちゃんへの対応についてのご相談です。

首がすわってきた赤ちゃんのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、まだ首がすわりきっていない赤ちゃんへの対応についてのご相談です。

 

Q. 寝返りを始めたら首のすわりを促すトレーニングをするべき?

生後3カ月と28日の男の子について相談です。1週間ほど前から寝返りをするようになり、寝かしつけるときに仰向けにしても、次に様子を見に行くと、うつ伏せになっています。(顔は横を向いています)まだ首がすわりきっていないので、見つけるたびに仰向けに戻していますが、そうすると泣いて目が覚めてしまいます。この状況について、何点か質問させてください。

 

①『首のすわりの状況をチェックする3つのポイント』というものをこちらのサイトで読みました。わが子は、


・仰向けの姿勢で顔が自由に動くか →動く。
・腹這い(うつ伏せ)状態で頭を持ち上げられるか →持ち上げられる。また、頭を上下左右に動かせる。
・引き起こしたときの頭のたれ具合 →いっさい頭がついてこない。


以上のようになっています。引き起こした際、頭がついてくるようにするためには何かトレーニングをしたほうがいいのでしょうか? 

 

②今はまだ首がすわりきっていないので、泣いて目が覚めることを覚悟の上で仰向けに戻したほうがいいでしょうか?

 

宮川めぐみ助産師からの回答

お首のすわりの状況ですが、うつ伏せで寝ているときに頭を持ち上げて、左右180度を見渡せるようであれば、だいぶすわってきていると思います。

 

引き起こしたときにまだついてこないということですが、ふだん、抱っこひもの中でも背もたれにもたれかかるようにするのではなく、しっかりとママにしがみつくような体勢で入れてあげるようにするといいと思います。また、仰向けにして、両足をおしりが浮くように、お口のほうまで持っていって遊ぶと腹筋が鍛えられるので、首ももう少しついてくるようになるのではないかと思いました。遊びを通して、体幹が鍛えられるように意識してみてくださいね。

 

2つ目のご質問ですが、息子さんが寝入ったあたりで向きを変えてあげるようにするといいと思います。ゆっくりと変えてあげてくださいね。

 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/11/0


首がすわるとは

首がすわるとは、赤ちゃんの両腕をやさしく持って引き起こしたときに首が遅れないでついてくる状態をいいます。首のすわりがしっかりして頭が支えられるようになると、寝返りやひとり座り、ハイハイやつかまり立ちなどのステップに進んでいくため、首のすわりは発育の中でも特に重要なステップとされています。

 

首がすわる時期の目安

首のすわりは出生時の状態や発育環境などの影響を受けやすいです。早い子の場合、生後2カ月から首のすわりの兆候が表れ、生後3カ月くらいに首のすわりが認められることもありますが、発育がゆっくりな場合、生後6カ月くらいになるケースもあります。

 

厚生労働省が平成22年に調査し、平成23年に報告された結果によると、生後4カ月以上生後5カ月未満の赤ちゃんのうち、約90%以上の赤ちゃんで首のすわりが確認できることから、生後4カ月が一般的な目安とされています。
 
したがって、生後5カ月を過ぎても首のすわりが不安定な場合、何か疾患がある場合もあります。先天性代謝異常症や脳性麻痺をはじめとする神経疾患、筋肉の疾患などの病気の影響で発育や発達に遅延が生じている心配があるためです。目安とされる生後4カ月以降も首のすわりの兆候が見られなければ、乳児健診などで医師に相談するようにしましょう。

 

首のすわりがゆっくりな場合の対処法と注意点

早いタイミングからうつ伏せ姿勢による首のすわりの練習を推奨されていますが、ここでは、首のすわり前の生後1カ月以降からできる練習方法をご紹介します。
 
<生後1カ月から生後2カ月未満>
寝かせた状態であまり動きがありませんが、生後1カ月を過ぎたらいろいろな方向を向くよう、おもちゃなどを使って誘導してあげましょう。頭がぐらつくため、しっかりと支えてあげる必要がありますが、縦抱きをするのもおすすめです。縦抱きは、赤ちゃんが抱く人の肩ごしに後ろの景色が見えるよう、赤ちゃんの胸と抱く人の胸がしっかりとつくように抱いて背中をしっかりと支えてあげるのが上手に抱くポイントです。
 
<生後2カ月以降>
赤ちゃんが起きているときは積極的にうつ伏せにしてあげましょう。うつ伏せは、いきなり10分もおこなわず、1回あたり1~2分から始め、徐々にうつ伏せになる時間を伸ばしていきます。慣れてきたら、5~15分のうつ伏せ遊びを1日4~5回が目安です。ただ、授乳後すぐは吐いてしまう可能性があるため避けるようにしましょう。
 
うつ伏せにすることで、赤ちゃんの視野が広がるため、頭を持ち上げていろいろな情報を視覚から得ようとします。すると、背筋や腕力の強化につながり、首のすわり以降の寝返りやハイハイなどのステップもスムーズにクリアできるようになります。

 

うつ伏せによる突然死のニュースを見てあまりうつ伏せにされない方も多いですが、うつ伏せにした状態で放置することなく、しっかりと見守っていれば大きな心配はありません。おもちゃなどを活用して遊びながら首のすわりの練習をするとよいでしょう。

 


※参考:ベビー『赤ちゃんの首すわりはいつ?練習は必要?確認の方法と遅い場合の対処法について』〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/1023 〉【監修者:助産師REIKO】

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