幸せな結婚のはずだったのに…
「ちょっと！食べたらお皿片付けてって言ったじゃん」
「分かってるって。今やろうと思ってたのに、
そういう言い方しないでよ」
幸せな結婚をしたはずが、新婚生活が始まると、
さくらと湊の間には微妙な空気が流れるように……。
あるときさくらがお皿を洗っているのをボーッと眺めていた湊。
「え……っと手伝ってくれるの？」
「え、いや？ただ見ているだけ」
その言葉に思わずモヤッとしたさくら。
「そこに居られるとやりづらいから、向こう行ってて」
（何でそんなにイラついてんだよ……）
一方でさくらの言葉を聞いた湊は、
イライラしてしまったのでした。
結婚となると共に生活することになるので、お互い思いやることが大切ですよね。さくらさんがお皿を洗って拭いているとき、近くで眺めているだけだった夫ですが、このときに「何か手伝うことはない？」など協力的な言葉を掛けていれば、さくらさんの対応が違ったのではないでしょうか。
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