機内に漂うニオイの正体は…
家族3人で飛行機に乗り、旅行に行ったときの話です。娘は離乳食を食べて満腹になったのかごきげんに過ごしていて、泣いて迷惑をかけないかと心配していた私たちはホッとしていました。
そのまま静かに過ごしていると、機内になんだか臭いにおいが……。私たちは真っ先に娘のおむつを疑いましたが、何度確認してもきれいな状態です。
強烈なにおいは依然として漂い続け、私たち夫婦はにおいのもとを探すのに必死! ついには、においの発生源は私の服だという残念な事実に辿り着きました。
機内で離乳食を食べた直後、娘がうんちをしたので、飛行機内のトイレでおむつを替えたのですが、機内のおむつ替えの台は狭く、娘も寝転がるのを嫌がったので、仕方なく私は抱っこしたままおむつを取り替えることに……。そのせいで、私の服にうんちがついてしまったようでした。
他の乗客の方々に迷惑をかけるわけにはいきません。私は再び機内のトイレに行き、うんちをできるだけ拭き取ったあと、服を脱いでおむつ用のビニール袋に三重に包み、バッグの中へしまいました。
もちろん自分の着替えは機内に持ち込んでいません。私は目的地に着くまでの間、上着1枚で過ごしたのでした。
それ以来、娘の着替えだけでなく自分の着替えもバッグに入れるようになりました。とはいえ、この事件以来慎重におむつを替えるようになったので、ハプニングには見舞われていません。
けれども、着替えを持っているだけで安心感があるので、今後も自分の着替えは持ち歩くことに決めています。
著者:近藤菜月/1歳の娘を育てる母。現在育休中。平日はもっぱら支援センターめぐり。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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子育てをしていると、排泄物や吐き戻しなどでパパやママの洋服も汚れがち……。多少荷物にはなりますが、着替えがあると安心ですね。
においといえば、自分のにおいも気になるところ……。次は、自分から漂う謎のにおいに気付いたママの話を紹介します。
クローゼットを開けるとモワッと異臭!夫が怪しい行動を…?
夫から汗臭さや加齢臭を感じたことはなく、昔から本人のにおいが少しする程度でした。
しかし結婚し、同じクローゼットに服をしまうようになってから、私の洋服から自分のにおいではない加齢臭のようなにおいがするようになったのです。
クローゼットをクンクン嗅ぐと、においの元は明らかに夫の服……。加齢臭などはしないはずなのに不思議でした。
においが移って嫌だと思いつつも、わが家にはクローゼットはそのひとつだけ。諦めるしかありません。
ある日、そのにおいの原因が判明! 夫は1日着たシャツを洗わずにそのままクローゼットの中にしまったのです。
なぜ洗わないの? と聞くと、「肌着の上に着ただけだから汚れていない」と主張します。「着たら洗おうよ」と言っても、生地が傷むから嫌なのだそう。しかし「臭い」と言うのはなんだか気が引けてしまい、結局夫には伝えられませんでした。
引っ越してからはクローゼットが別になり、服の収納は別々に。においのストレスがなくなったので、すっきりしました。ただ、洗わないままクローゼットにしまわれるのは嫌なので、今は夫に気付かれないようにこっそり洗っています。
著者:くさ子/30代女性・主婦。3歳と5歳の子どもを育てる母。専業主婦で趣味はドラマを見ること。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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まわりの人を不快にさせないためにも、においには気をつかいたいもの……。においの原因がわかっているのに対処できないのは、つらかったですね。
次に紹介するエピソードはママ友から異様なにおいが漂っていたときの話です。あなたならどうしますか?
バッチリおしゃれをしているのに? ママ友から強烈なニオイが…
ママ友は自分のにおいにとても気をつかう人で、常に香水やボディクリームなど、なにかしらの香りをまとっていました。
しかしある日、出先でバッタリ出会ったママ友から強烈なにおいが……。鼻が痛くなるような、目がさめるような、今でも忘れられないにおいでした。
ママ友は「これから習い事のイケメンコーチとお話するの!」と嬉しそうにしていて、ポケットから何かを取り出しシュッとひと吹き。その瞬間に感じたにおいは、会ったときに感じたものと同じです。
ママ友が手に持っている物をよく見てみると、口臭予防用のスプレー! においの正体は、キシリトールだったのです!
どうやらママ友は、コーチと話す前に香水をつけるつもりが、お口用のキシリトールスプレーを体にたくさんふりかけたよう……。間違いを指摘する間もなく、ママ友は「じゃあね〜!」と去っていってしまいました。
そのあとのことはわかりませんが、間違いなくコーチもびっくりしたでしょう。
本来なら嫌なにおいを予防し、さわやかな気分にさせてくれるスプレーですが、かけすぎると逆にまわりの人に不快な思いをさせてしまうのだと実感。何事もほどほどがよいのだと学びました。
著者:
山本 桃/30代・パート。家事、育児、仕事に大奮闘中の母。仕事以外はあまり人と話したくないタイプ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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においに関する指摘は親しい間柄でもしにくいもの。ときに相手を傷つけ、人間関係に影響を与えることもある、デリケートな問題です。だからこそ、自分自身のにおいに気をつけたいと思わされますね。