初めて行ったお家で娘が…
2歳の娘と公園で遊んでいるときのことです。近所に住む60歳くらいの女性Aさんとはよく会います。娘はAさんがいつもお散歩で連れている小型犬をに興味津々な様子。私がAさんと立ち話をしていると、実はもう1匹犬を飼っていて、それは大型犬であることが判明。昔から大型犬が大好きな私が「会ってみたいな~」と言うと、Aさんは「よければ今度家に遊びに来ない?」と誘ってくれたのです。娘も「行く、行く!」と大喜び。
翌週、早速Aさんの家に娘と2人でお邪魔させてもうと、そこにはゴールデンレトリーバーがいました。人懐っこい様子で私と娘をやさしく迎えてくれ、その愛らしさにテンションが上がる私。ところが、娘はこんなに大きな犬を見るのが初めてだったため、見た途端、「ぎゃー! 帰るー!」と怖がって泣き出してしまいました。「大丈夫だよ、何もしないよ」とどれだけなだめても泣き止まず、声は大きくなるばかり。Aさんも「こんなにやさしい犬なのに、なんで怖がるのかね~?」と残念そう……。せっかくお菓子などの準備をしてくださっていたAさんにも、いきなり大きな犬に会わせてしまった娘にも、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。私は「せっかく呼んでいただいたのに、ごめんなさい……。娘がこの調子なので、今日のところは失礼させてください。お招きいただき、ありがとうございました」と言い、仕方なく、10分ほどでAさんの家を後に。その後、Aさんの家に再度伺うことはなく、相変わらず公園でときどき立ち話をしています。
事前に犬の大きさや写真など、娘に説明しておけばよかったなと反省した出来事です。今後は、初めて他の家にお邪魔するときには、事前にわかっていることを娘に伝えておくなど、もっと注意して準備しようと思います。
著者:長嶺りょう/30代・ライター。3歳の女の子を育てるママ。寝る瞬間までおしゃべりを続ける娘の横で白目を剥きながら、大好きな推しのことを考えて現実逃避中。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)