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赤ちゃんと妊婦は要注意?虫に刺されやすい人の特徴を専門家に聞いてみた

赤ちゃんや妊婦さんは、蚊に刺されやすいって本当? 公園など蚊の多い場所へ行くときにできることは? 虫刺されから赤ちゃんを守りたい! そこでベビーカレンダー編集部がアース製薬のスペシャリストに直接聞いてきました!

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残暑が続くこの時季、まだまだ外出時は虫刺されに注意が必要です。家族でおでかけしているときに、子どもだけ蚊に刺されていることはありませんか? 実は蚊に刺されやすい人がいるんですって。小さい子どもの虫刺されは、大きく腫れたりとびひになることも。なんとしても虫刺されから子どもを守りたい……!

 

そこで今回はあの「アースノーマット」や「サラテクト」など虫ケア用品を製造販売しているアース製薬のスペシャリスト渡辺優一さんに、虫刺されを防ぐテクや豆知識を聞いてきました!

 

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蚊に刺されやすい人ってどんな人?

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「蚊は人の息に含まれる炭酸ガス(二酸化炭素)や汗の臭い、温度に反応します。体温が高いと刺されやすくなるため、大人に比べて体温が高い赤ちゃんや子ども、妊婦さんは蚊に刺されやすいんです」

 

なるほど。だから公園で子どもだけ刺されちゃう、なんてことがあるんですね! 

 

妊娠中に蚊に刺されると危険なの?

「虫刺されで最も恐いのは感染症です。日本脳炎やマラリアも蚊を媒介して感染するおそれがあります。2014年に蚊を媒介したデング熱の感染者が報告されました。デング出血熱は致死率が高く、日本に多い通称“ヤブ蚊”を媒介します」

 

デング熱は妊娠中とくに妊娠後期ほど重症化しやすいとされていますが、重症化する確率はとても低いため、過度に不安を抱く必要はないそうです。いずれにせよ、妊婦さんは虫刺され対策をしておくと安心ですね。(※1)

 

※1 参考:デング熱感染を心配している妊婦のみなさまへ(日本産科婦人科学会、日本産科学会)

 

刺されそうな場所に行くときは「白い長袖シャツ」を着るべし!

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「蚊は暗い色が大好きです。黒やネイビーなど、暗い色の服を着ている人のほうが、明るい服を着た人よりも刺されやすい傾向にあります。また、肌が日焼けして黒くなっていると、刺されやすくなるんですよ。公園などの蚊の多い場所に行くときは、白い長袖シャツがおすすめです!」

 

BBQやピクニック、山などの蚊の多い場所に行く際は、赤ちゃんや子どももできるだけ露出を少なくして、明るい色の長袖と長ズボンを着用するといいってことですね!

 

今年の夏は、蚊が少ない?

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「蚊は水たまりに卵を産み、10日間~2週間かけて成長します。今年は梅雨が短く猛暑だったため水たまりが少なく、ボウフラ(蚊の幼虫)が成長しにくい環境でした。

 

また、蚊は気温25~30度で最も活動するのですが、35度以上になると吸血意欲が衰えます。吸血して栄養を蓄えたあとに産卵するため、吸血しない蚊が増えると卵も減り、今年は蚊が少なくなっているようですね」

 

たしかに今年は、いつもより虫刺されが少ないような……? 血を吸うのは産卵前のメスのみで、オスは花の蜜などの水分を吸って生きているんですって!

 

結論、赤ちゃんを虫刺されから守るにはどうすればいい?

かわいいわが子を虫刺されから守るために、ママたちができることをまとめます。

 

家の周りの水たまりをなくす

まずは発生源をなくすことが大事! ボウフラは水の中で卵からかえり、成長します。つまり、水がなければ生きられません。植木鉢の鉢受けやバケツ、溝などが蚊の発生しやすいポイントです。水がたまっていないかチェックしておきましょう。

 

外出時は露出を減らし、汗はこまめに拭く

赤ちゃんや子どもは蚊に刺されやすいので、蚊が吸血できないように長袖、長ズボンを着用するのがベスト! 明るい色などはなお良し。ただし暑いとびっしょり汗をかきます。蚊は汗の臭いに集まる習性があるため、子どもが汗をかいたらこまめに汗を拭き、衣類が汗で濡れたら着替えさせてあげたほうがベター。

 

蚊とり用品を適切に使用する

家の中では蚊とり用品を使用するのが効果的。例えば「アースノーマット」は火を使わず、子どもがいる家庭でも安心して使えるプラグ式、電池式がおすすめです。屋外からの蚊の侵入も防ぎます。閉め切ったお部屋で長時間使用する際は時々換気をしてくださいね。

 

虫よけ剤を適切に使用する

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子どもも使える無添加の虫よけ剤を使用することも有効です。例えば「サラテクト」は、アルコールや香料、防腐剤などを使用していない低刺激処方タイプがあります。生後6カ月以上のお子さんから使えますので、お出かけ前に使用するといいですよ。子どもには薬剤が飛び散らず直接塗れるジェルタイプやウェットティッシュタイプが便利です。

 

ただし、虫よけ剤は顔には使用しないことと、生後6カ月未満の乳児は使用しない、生後6カ月以上2歳未満は1日1回、2歳以上12歳未満は1日3回までと利用回数に制限があるので気を付けてくださいね。

 


渡辺さん、ありがとうございました! 蚊は9月いっぱいまでが活動期。まだまだこの先も虫刺されには気を付けたほうがよさそうです。とくに刺されやすい赤ちゃんや子ども、妊婦さんはしっかり虫よけ対策をして、虫刺されに悩まない快適ライフを手に入れましょう♪

 

取材協力/アース製薬 渡辺優一氏

参考/アース製薬 害虫と虫ケア用品の基礎知識

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