今回は、2022・2023年の12月に生まれた男の子7,980名の名前から、「聖」を含む「クリスマスネーム」を紹介します。
悠聖(主なよみ:ゆうせい)
遥か遠く、細く長いさまを意味する「悠」は、スケールの大きさを感じる字で、落ちついた人になることを願って名付けに用いられることも。賢くて徳の優れた人という意味の「聖」と組み合わせることで、厳かな様子になります。
「ゆうせい」というよみは、2023年・2024年と2年連続年間よみランキング32位にランクインしており、人気のよみです。
大聖(主なよみ:たいせい)
大きく立派な様子を意味する「大」は、体格も内面も大きく健やかに成長してほしいというママ・パパの願いを感じられるような漢字。「聖」と組み合わせることで、キリスト教の主教区の中心となる教会を表す大聖堂を連想させ、クリスマスらしい名前です。
「たいせい」というよみは、2023年の年間よみランキングでは47位、2024年は56位にランクインしました。
琉聖(主なよみ:りゅうせい)
「琉」は紫がかった紺色の宝石・瑠璃を表す漢字です。青い海や南風を連想させる「琉球」のイメージのある人気の漢字。「聖」と合わせることで、美しく幻想的なイメージを受ける名前です。
「りゅうせい」というよみは近年注目のよみで、2023年の年間よみランキング100位圏外から、2024年は64位へと大きくランクアップしました。
千聖(主なよみ:ちさと)
「千」という漢字は多くの数を表し、縁起が良いとされます。長寿や豊かさを願う意味合いで付けられることがあり、この字を使って「ち」とよむ名前は親しみやすさを感じさせます。
また、「千」は男女どちらにも使用されることの多い「ジェンダーレスネーム」としても注目を集めています。
七聖(主なよみ:ななせ)
「七」は縁起の良い数字として知られています。人生で多くの幸運や調和が訪れ、豊かで充実した日々を送ることができるようにという願いを込めて名付けられることも。
「ななせ」というよみは、女の子の名付けにも用いられる「ジェンダーレスネーム」の一つです。
◆12月24日の夜、クリスマスイブは「聖なる夜」とも呼ばれます。「聖」という文字を含む名前は、冬の清々しい空気やクリスマスの華やかなイルミネーションを思い起こさせ、12月生まれにぴったりです。これから男の子の名付けを考えられる方、参考になさってくださいね。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2022年12月1日(木)~12月25日(日)、2023年12月1日(金)〜2023年12月25日(月)
回答件数:男の子:7,980件