※コロナ禍前の体験談です。
最初のママ友との出会いはキッズスペース
現在は在宅ワークでゆるりと働いている私ですが、子どもが1歳のときはフルタイム勤務のワーキングママ。久しぶりに平日の有休を取得し、百貨店のキッズスペースで子どもを遊ばせていました。そのときに先客としていたのが、今では大の仲良しのママ。
子ども同士がなんとなく一緒に遊び始めたので、自然と会話が始まりました。すると自宅が道を1つ挟んだだけのご近所さんであることが判明!「また会うことがあるかもしれませんね」と言ってその場では別れました。もしかしたらママ友第1号になったかもしれないのに、連絡先を聞いておけばよかったかな……と後悔していたら、なんと夕方に近所のスーパーで偶然にも再会! これは運命と思い、すぐに連絡先を交換させてもらいました。
その後も続々とママ友づくりに成功
フルタイム勤務から在宅ワークに転職したあとは時間にゆとりができ、本格的にママ友づくりをスタートしました。
毎日同じような時間帯にキッズスペースや有料の遊び場で遊んでいると、何回も出会うママがちらほら。自然と顔見知りになり、会話をするようになりました。1歳前だったので、子ども同士がしっかりとコミュニケーションをとったり同じ遊びをしたりするわけではありませんが、なんだかわが子も私以外の人と関われてうれしそう。子どもにとっても、ママ友をつくるということはプラスになるんだな、と感じました。
今では家族ぐるみの付き合いにまで発展!
ママ友と仲良くなると、土日も遊ぼうという話になることは珍しくありません。例えばクリスマスや誕生日会。せっかくならわいわい大勢で楽しもうと、家族同士で遊ぶようになりました。まだ子どもは小さいので、ホームパーティーが中心です。折り紙や画用紙で部屋の飾りつけをしたり、パーティー料理を作ったり。何度も会うようになると、子ども同士もお互いに慣れ始め、今では大の仲良しになりました。
はじめは「ママ友って怖そうだし私はいらないかな」と思っていました。ところが、今ではたくさんのママ友とコミュニケーションを取り、子ども同士も楽しんでいます。幼稚園に入ったらさらにママ友づくりに励み、子どもにももっと友だちを増やしてあげたいなと思います。
著者:中原けいこ
2歳男児の母。妊娠を機に金融機関からライターへ転向。現在第2子妊娠中。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
イラストレーター/ライコミ