子どもと一緒に過ごす、楽しいバスタイム。しかしわが家では、ちょっと目を離したすきに子どもがシャンプーボトルを猛プッシュし、床一面がヌルヌルになる事件が何度か起こりました。子どもの手の届かない場所にボトルを収納するために、何かいい案はないかと探したところ、100円ショップ・Seriaで便利なアイテムを見つけました!
目の前に広がる「シャンプーの海」に絶句!
動きたいさかりの1歳のころ、わが子と一緒に入浴すると、ちょくちょく子ども用バスチェアから脱走し、バスルーム内でいたずらするようになりました。
私が体や髪を洗っている間、退屈しないようにおもちゃを持ち込んでいたのですが、それにも飽きてしまい、いつの間にか床置きしていたシャンプーボトルを転がして遊び始めました。私が髪を洗い終えて目を開けると、床一面にシャンプーの海が広がっていてびっくり! どうやら子どもがボトルのポンプを押し続け、大量の液を出してしまったのです。大慌てでシャワーをかけて洗い流しましたが、床中が泡だらけになり、大変な目に合いました。
「子どもの手が届かない収納」を求めて
幸い子どもの口にシャンプー液は入らなかったのですが、その危険性は十分にありました。それ以降、ボトル類の収納を見直すことにしたのですが、そこに大きな問題が立ちふさがりました。
実はわが家のバスルームには収納スペースがなく、あるのは小さな出窓とタオルバーのみ。そのため、シャンプー類のボトルやせっけんを床置きしていたのです。そこで、限られた場所の中で子どもの手の届かない位置にボトルを収納できないか、いろいろグッズを探していたところ、Seriaで見つけました!
ボトルフックで、タオルバーに空中収納
Seriaのバスグッズコーナーにあったその商品は、「ステンレス ボトルハンギングフック」です。輪になっている部分を、ポンプボトルの口周りに差し込めるようになっていて、反対側のフックをタオルバーなどに引っかければ、ボトルを吊り下げて収納できる便利グッズです。
ボトル口の直径が約3.2cm以内のものに、さらにフック部分は直径2cmまでのバーにそれぞれ対応しています。ただし、ボトルの形状によってはセットできないものもあるようです。
素材はオールステンレス製でさびにくく、飾りなどがないシンプルなデザインも気に入りました。早速購入し、わが家のバスルームにセットしたところ、とてもスッキリ! 身長70cmのわが子の手には届かなくなり、その日を境にボトルのいたずらはなくなりました。
さらに、水切れがいいため、ボトルの底にヌルヌルした汚れがつかなくなったという、うれしいオマケ付き。ただし、耐荷重量が約800gである点と、吊り下げたままポンプを押すと、はずれて落下する危険性がある点には注意が必要です。わが家では、ポンプを押すときだけ床置きし、すぐに元に戻すように工夫しています。
Seriaの「ステンレス ボトルハンギングフック」は、小さな子どものいたずらに悩んでいる人はもちろん、“吊るす収納”でバスルームをスッキリさせたい人にも、ぴったりの便利グッズです。面倒だったバスルームの床掃除も楽になりました。
著者:大川香織
小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。