つらい…積み重なる香典が家計をひっ迫!
義母の実家の地域は高齢化が進んでおり、実家の話題になると入ってくるのは訃報ばかり。「〇〇の△△さんが亡くなった」と聞かされても、私には顔と名前が一致しません。夫でもどうにかわかる程度だと言います。
そんななか、義母は訃報があるたびに夫の名前でもお香典を包んでいました。それを聞かされたら、後からでも払わないわけにはいきません。何より、夫も包む気満々なのです。
たまにならまだしも、付き合いが広い上、まわりはご高齢の方ばかり。頻繁に包むとなると、家計をひっ迫してしまいます。
当時子どもを保育園に入れられず、わが家は夫の収入のみ。不景気で給料も減っており、正直毎回痛い出費でした。
香典となる1万円を財布から出しつつ、「これがあれば娘におもちゃを買ってあげられる」「家族で外食ができる」と、何度思ったことか……。冠婚葬祭にケチケチしたくはありませんが、本当につらかったです。
その後、そのお金を出すのがどれだけ苦しいか、収支とともに夫に説明し、どうにか遠い親戚などへの香典は控えさせていただくことに……。義母や親族はどう思ったかわかりませんが、ないものは仕方がありません。
申し訳ないですが、生きている自分たちの生活を優先させてもらうことにし、故人には気持ちだけ寄せることにしています。
著者:森本千佳/30代女性・専業主婦
保育園に入れずやむなく専業主婦に。これはこれで楽しいと思って生活しています
作画:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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