今回は、11月に生まれた男の子3,936名の名前から、人気の「長音ネーム」をランキングで紹介します。
1位 そうた
11月の「長音ネーム」首位に輝いたのは「そうた」。2023年の年間よみランキングでは6位、2024年は8位にランクイン。そして11月の月間よみランキングでは9位と近年人気の名前です。
11月の名付けでは、「奏太」「蒼太」「蒼大」「湊太」「颯汰」など、さまざまな漢字が使われていました。特に、草木が生い茂ることを意味する「蒼」は、11月の月間漢字ランキングで6位にランクイン。
同じよみの名前では、将棋棋士の藤井聡太さんやサッカー日本代表の川﨑颯太選手、俳優の福士蒼汰さん、ダンス&ボーカルグループ『Da-iCE』の花村想太さんなどが活躍されています。
2位 そうま
「そうま」は、2位にランクイン。2023年の年間よみランキングでは11位、2024年は10位にランクイン。そして11月の月間よみランキングでは22位にランクインしました。
実際の名付けでは、「颯真」「蒼真」「想真」「壮真」など、11月の月間漢字ランキングで5位に入った「真」を使った名前が人気です。「そう」というよみは颯爽と駆け抜けるようなさわやかな響きを持ち、止め字の「ま」を組み合わせることで、男らしく落ち着いた印象を与える名前になります。
3位 ゆうま ※同率
3位には、2023年の年間よみランキングでは35位、2024年は39位、そして11月の月間よみランキングでは29位の「ゆうま」がランクイン。
名付けでは「悠真」が圧倒的人気で、11月の月間名前ランキングで11位にランクインしました。「遥か遠く」「のんびりしている様子」を表す「悠」を用いることで、落ち着いた印象を与え、スケールの大きさを感じさせる名前です。
3位 ゆうと ※同率
同率3位にランクインしたのは、「ゆうと」。2023年の年間よみランキングでは10位、2024年は23位にランクイン。そして11月の月間よみランキングでは29位にランクインしました。
「ゆうと」といえば、スケートボードの堀米雄斗選手がパリ五輪で金メダルを獲得したことが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。11月の名付けでは、「佑斗」「悠翔」「優斗」などの漢字が用いられました。や行の音はやわらかい印象があり、「ゆう」と音を伸ばすことで、さらにやさしく穏やかな印象を与えます。プロサッカー選手の長友佑都選手も同名で活躍されています。
5位 ゆうせい ※同率
5位にランクインしたのは、「ゆうせい」。2023年・2024年と2年連続で年間よみランキングでは32位にランクイン。そして11月の月間よみランキングでは36位にランクインしました。
「結」「優」「悠」「佑」など、どことなくやさしい響きの『ゆう』に、さわやかな響きの『せい』と読む「生」「成」「惺」などを組み合わせた名前が人気です。のびのびとした印象の中にも、真面目で頼もしさを感じさせます。
5位 そうすけ ※同率
「そうすけ」も同率5位にランクイン。2023年の年間よみランキングでは27位、2024年は33位にランクイン。そして11月の月間よみランキングでは36位にランクインしました。
男の子らしい印象を与える「四文字ネーム」です。「奏」「颯」など、さわやかでエネルギッシュなイメージを持つ「そう」に、男の子の止め字として定番の「すけ」を組み合わせた名前が人気です。「すけ」という止め字は、古風で日本的な印象を与えます。スタジオジブリの人気アニメ映画『崖の上のポニョ』の少年・宗介の印象があるかたも多いのではないでしょうか。
7位 れい ※同率
7位にランクインしたのは「れい」。2023年の年間よみランキングでは38位、2024年は42位にランクイン。そして11月の月間よみランキングでは40位にランクインしました。
名付けでは、「零」「澪」「伶」など、漢字一文字で表記する「一文字ネーム」が多いようです。「れい」というよみは、女の子のよみとしても人気があり、11月の月間よみランキングでは38位にランクインしました。
7位 とうま ※同率
同率で7位にランクインしたのは、「とうま」。2023年の年間よみランキングでは40位、2024年は36位にランクイン。そして11月の月間よみランキングでは40位にランクインしました。
名付けでは、「燈」を使った名前が人気を集めました。ともしびや明かりという意味を持つ「燈」は月間漢字ランキングでも39位にランクイン。「とうま」と聞くと、人気俳優の生田斗真さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。頼もしい印象の「とう」と、真面目で落ち着きのある「ま」を組み合わせることで、洗練されたかっこいい名前に仕上がります。
7位 そう ※同率
また、「そう」も7位にランクイン。2023年の年間よみランキングでは20位、2024年は29位、そして11月の月間よみランキングでは40位にランクインしました。
2022年に社会現象を巻き起こしたドラマ『silent』で、Snow Manの目黒蓮さんが演じた役名「佐倉想（そう）」は、ドラマ放送当時に大きな注目を集め、名前の人気が急上昇しました。放送終了から時間が経った今でも「そう」という名前がランキング上位に位置しているのは、2024年の“今年の顔”に選ばれた目黒蓮さんの変わらぬ人気が背景にあるのかもしれません。
7位 けいと ※同率
そして同率7位に「けいと」もランクイン。2023年の年間よみランキングでは72位、2024年は59位、11月の月間よみランキングでは40位にランクインしました。
名付けでは、「慶」「啓」「圭」などに、「翔」や「人」を組み合わせた名前が人気。特に、「翔」は2023年から3年連続で年間漢字ランキング1位を獲得している圧倒的人気の漢字です。
◆男の子の「長音ネーム」TOP10をご紹介しました。さわやかな響きの「そう」を用いた名前が4つもランクイン！ 長音を用いた名前にはやさしく穏やかで、おおらかな印象のものが多く見られました。これから男の子をご出産予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！
＜調査概要＞
調査対象：株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間：2024年11月1日(金)〜2024年11月25日(月)
回答件数：男の子：3,936件
