人気があった「お花ネーム」は?
女の子に人気の「花」止めネーム
「お花ネーム」のランキングを見ると、TOP10中8つの名前が「花」や「華」を止め字に使っていました。止め字として使われた「花」・「華」は、そのほとんどが「か」というよみの、「か」止めネームです。
「お花ネーム」はふんわりとしたイメージを受ける傾向がありますが、よみの最後を「か」にすることで、スタイリッシュな印象を加えるでしょう。
「花」を止め字にする「お花ネーム」は著名人にも多く、女優の小芝風花さんや伊原六花さんが挙げられます。
花と華どちらが人気?
「お花ネーム」に用いられる「花」や「華」ですが、2024年はどちらを使った名前が多かったのでしょう。2024年の女の子の漢字ランキングを見てみると、「花」は4位で、「華」は25位と差がありました。
漢和辞典を見てみると、「花」は草木の花の総称のほか、「はなやかな、美しい」などの意味がありました。一方の「華」も、草木の花の総称のほか、「美しい、みごと、あでやか」「栄える、名声が上がる」などの意味を持っていました。
どちらも素敵な意味を持ち、女の子の名前にぴったり。文字の印象や画数で決める方も多いのかもしれませんね。
花から始まる名前も健闘!
「花」から始まる名前はそこまで多くないものの、そのなかでも「花音」が5位と大健闘! 「花音」の主なよみは「かのん」でした。
カノンとは、1つのメロディを追いかけるように演奏する楽曲様式のこと。音楽や楽器をイメージさせる「音」との組み合わせも相まって、音楽の美しさや芸術性を感じさせますね。
「花」から始まる名前や一文字ネームの「花」は、花の美しさやかわいらしいイメージがストレートに伝わります。
華やかでかわいい「お花ネーム」。ランキングTOP10のうち、上位9個は女の子の名前ランキング全体を見ても100位以内と、安定的な人気があります。
日本は四季折々、随所できれいな花を見られる国。1年を通してお花をイメージさせる名前が付けられるのは、そんな日本の風景があるからかもしれませんね!
photo:@baby._.pippiさん(ベビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年10月1日(火)
回答件数:39,641件(女の子)