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小学校の学区変更について聞くと役所職員が「自分で調べな!」と机をバンッ!→目撃者が近づいてきて…

保育園に貼りだされた就学時健診の日程を見て、来年小学1年生になる当時5歳の息子に「来年からA小学校だね! 近いからよかったね。ママも安心」なんて話をしていました。A小学校は家から徒歩5分ほど。小学校に通いやすいことを意識して引っ越しをした甲斐がありました。しかしそれから数日後、市から届いた就学時健診のお知らせを見て私は衝撃を受けるのです……。

 

高圧的な職員さんに困っていると…?

お知らせの中身を見ると、息子が通うことになっているのはA小学校ではなく、わが家から徒歩15分はかかるB小学校……。慌てて学区を確認すると、わが家はB小学校の学区に含まれるようです。

 

翌日、理由を聞くため市の窓口へ。すると職員の年配女性は面倒臭そうにため息をつき、「間違いなく息子さんが通うのはB小学校です」と言ってそのまま帰されそうに。どうにかできることなのか相談したく「すみません、あの……」と聞こうとすると、年配女性は地図をバンッと窓口の机に叩きつけ、「お宅はココ! 学区はココ!」「スマホ持ってるなら、自分である程度調べてきて!」と乱暴に言ってきます。地図を見ると、なんと家の目の前の道が学区の境界線。「こんなに近いんだからここの小学校になるだとう」ときちんと確認をせずに引っ越してしまったことがわかり、ショックを受ける私。すると、「もうお話は終了でいいですか」と相変わらず高圧的な態度をとってきます。私は年配女性の態度と自身の確認不足で心が折れかけていたので、もう帰ろうとしていました。

 

すると、年配女性の後ろから若い男性職員さんがサッと登場。「すみません、もう一度お話を聞かせてくれませんか」と言い、私から事情を聞きとると、私の住んでいる市は、条件を満たせば学校変更申請ができ、指定人数以上の申請があった場合は抽選になるのだとやさしく丁寧に教えてくれました。男性職員さんは、窓口の不穏な雰囲気を察知してやってきてくれた様子。年配女性の職員さんはムッとした顔をしていましたが、私は仕組みがよくわかりとても助かりました。

 

後日、抽選の可能性はありますが、遠い小学校への通学はとても心配なので学校変更の申請をすることに。窓口職員さんにもいろいろな人がいるのだなあと実感。もちろん頼りにしたい存在ではありますが、まずは自分でも制度を調べておかないと、納得のいく選択ができなくなることもあるので気をつけようと思った出来事です。

 

 

著者:井島りほ/30代・ママライター。2歳の女の子と5歳の男の子を育てるママ。おしゃべりが大好きで寝るのが苦手な兄妹と、にぎやかな毎日を過ごしている。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

 

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      『小学校に通いやすいことを意識して引っ越しをした甲斐がありました』

      わざわざ引っ越してきたわりに、全然下調べしてない

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