「姫」を使った名前
1位 姫愛(主なよみ:ひめな、ひな など)
最も多く名付けられたのは、「姫愛」でした。「愛」は2024年の女の子の漢字ランキングで2位という人気の漢字です。わが子への愛情もちろん、愛らしさや愛情深い心などをイメージさせます。
そんな「愛」と「姫」を合わせた「姫愛」は、女の子らしさが感じられる名前です。プリンセスネームの代表格と言ってもいいでしょう。
2位 姫奈(主なよみ:ひめな、ひな など)
やわらかくかわいらしい印象になる「な止めネーム」の「姫奈」が2番目に人気でした。
「奈」は「からなし」というバラ科のカリンの別名で、2024年の女の子の漢字ランキングでは9位と、TOP10入りを果たしています。「姫」に果実を表す漢字を組み合わせることで、かわいくてみずみずしい印象になるでしょう。
同名の著名人では、女性アイドルグループ・乃木坂46の楽曲でセンターを務めた経験もある岡本姫奈(ひな)さんが活躍されています。
2位 姫菜 (主なよみ:ひな、ひめな)※同率
同率で2位にランクインした「姫菜」は、「姫奈」と同様の「な止めネーム」でした。「菜」は2024年の女の子の漢字ランキングで3位に入っている人気の漢字です。
「姫」に黄色い菜の花をイメージする「菜」を組み合わせることで、明るく愛らしい印象の名前になります。
2位 柚姫(主なよみ:ゆずき) ※同率
「姫」を使った名前の2位は、同率で3つの名前がランクイン。3つ目は、「姫」を止め字に用いた「柚姫」でした。
主なよみの「ゆずき」は「き」止めネームで、賢くシャープで落ち着いたイメージの名前になります。また、ゆずの果実を思わせる「柚」と組み合わせることで、プリンセスネームの中でも和の雰囲気を与えるでしょう。
妃がつく名前
1位 妃那(主なよみ:ひな、えな)
「妃」を用いた名前で最も人気だったのは、「妃那」でした。主なよみの「ひな」は、2024年の女の子のよみランキングで13位、「えな」は14位にランクインしている人気のよみです。
「那」には「美しい」という意味があり、プリンセスネームにぴったりの漢字です。「妃」と合わせることで、気高い美しさをイメージさせます。
2位 妃奈乃(主なよみ:ひなの)
2番目に多かった「妃」を用いた名前は、「妃奈乃」でした。主なよみの「ひなの」は、2024年の女の子のよみランキングで41位を獲得し、2023年の51位からランクアップしている人気急上昇中のよみです。
レトロな雰囲気が奥ゆかしい印象を与えるでしょう。
3位 妃茉莉(主なよみ:ひまり)
「妃」を含む名前で、3位にランクインしたのは「妃茉莉」でした。「茉莉」はジャスミンの花を表す漢字です。ジャスミンといえば、ディズニー映画「アラジン」に出てくるプリンセス・ジャスミンが思い浮かぶのではないでしょうか。
また、ジャスミンの可憐な花や良い香りを思わせ、プリンセスネームの持つ優雅さを引き立てます。
主なよみの「ひまり」も、2024年の女の子のよみランキングで12位と、他のプリンセスネーム同様に人気があるよみです。
「ひめ」というよみの名前
ひめか
プリンセスを思わせる「ひめ」というよみを含む名前は、あまり多くは見られませんでしたが、比較的多く名付けられたのは「ひめか」でした。名前の最後に「か」がつく「か」止めネームは、きりっとした響きでスタイリッシュな印象を与えます。
主な名前は「姫華」「妃華」のほかに、「媛香」なども見られました。
ひめな
「ひめか」に次いで名付けられていたのは、「姫」を含んだプリンセスネームのよみでも人気だった「ひめな」です。主な名前は、前述した「姫愛」「姫奈」「妃那」などで、「姫」か「妃」のいずれかが使われている傾向が見られました。
女の子らしくかわいい印象のプリンセスネームですが、全体のランキングを見ると上位ではありません。被らない名前を付けたい人は候補に入れてみてはいかがでしょうか。
photo:@tenubaby2023さん(ベビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年10月1日(火)
回答件数:39,641件(女の子)