イライラしてしまう自分が嫌になる
たとえば、仕事中に周囲から話し声が聞こえるとき。普段ならスルーできることであっても、生理前の私は「私語が多い!」とイライラし、後輩や同期たちには「手が止まってるよ」「仕事終わるの?」など言葉が強くなってしまうこともあります。
また、生理前は人混みや行列も「人が多くて息苦しい」「こんなに待つなんて」とイライラが止まらなくなります。そして、ふと我に返った瞬間、イライラしている自分に悲しくなってしまうのです。
オレンジの香りとの出合い
そんなある日、友だちに「アロマオイルを見に行こう」と誘われました。当時の私はアロマオイルの知識がまったくなく、ラベンダーやローズなどメジャーな香りしか知りませんでした。
しかし、売り場にはグリーンや柑橘系、ウッディなものなどさまざま。そこで、店員さんに生理前のイライラを落ち着けてくれるようなものはないか相談したところ、いくつかの香りをピックアップしてくれ、私はオレンジの香りが気に入りました。
オレンジの香りは、まるでもぎたてのようなフレッシュさがあり、気持ちがスーっと落ち着く感覚に。運命を感じた私は即座に購入したのでした。
生理前のイライラしやすい時期は、オレンジのアロマオイルをコットンに1〜2摘沁み込ませたものを、ビニールパウチに入れて持ち歩いています。心が苦しくなったときに封を明けると、フレッシュな香りで、イライラが落ち着くのを感じます。また、休日にはフローリングシートに垂らして床を磨くことも。
オレンジのアロマオイルのおかげで、心地よい香りに包まれながら生理前を乗り切ることができています。
著者:石井せつ子/30代女性・20年以上、医療事務として勤務中。バセドウ病や子宮内膜症を患い、自身のエピソードが誰かの励みになればと思い発信している。趣味は、彼と一緒にプロレス観戦!
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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