こんにちは、保育士の中田 馨です。来年4月からの保育園入所に向けて、そろそろ申し込みの時期になっている方もいらっしゃるのではないかと思います。保育園が決まり、いざ行くことになるとやはり不安な気持ちがあると思います。今回は、保育士として、保育園入園前にやっておいたほうがいいことをお話しします。
1. 赤ちゃんとの時間を大切に
仕事が始まると赤ちゃんと過ごす時間が少なくなります。平日だからこそ赤ちゃんとゆっくりお出かけできる場所もあると思います。一日中赤ちゃんと過ごせる今の時間をぜひ大切にしてください。また、復職すると自分の時間もなかなか取りづらくなります。復職までにやっておきたい自分のための時間を取ることも大切ですね。
2. 予防接種を受けておく
仕事が始まると、今までよりも時間を取ることが難しくなります。また、保育園に行き始めると初めての環境で赤ちゃんが体調を崩したり、感染症にかかったりすることもあります。入園前に受けられる予防接種を計画的に受けていると安心ですね。
3. 保育園の持ち物準備
保育園の説明会が終わったら、保育園の準備を始めます。必要な物を購入したり、手作りをしなければならない場合も。また、すべての持ち物に名前書きも必要になります。「またあとで」と後回しにせずに、早め早めにできるといいですね。
4. 復職の手続き
復職の準備を始めましょう。短時間勤務をするのか、最初からフルタイムで勤務をするのかなど、復帰後にどのような働き方をするかも考えて手続きをしなければいけませんね。
5. 家の大掃除
家事をする時間が今までよりも少なくなるからこそ、できるときに大掃除をしておくのも一つですね。普段なかなかできないエアコン、台所、窓やサッシの大掃除、片付けなどをしておくのもおすすめです。
6. パパとで復職後のシミュレーション
保育園に行き始めると今までとは生活リズムがガラリと変わります。子どもが生まれる前は出勤して仕事をして帰宅するだけでしたが、それに保育所の送迎が加わります。生活リズムを予想しながら、パパと一緒に復職後のシミュレーションをし、それぞれの役割分担を考えておきましょう。
7. パパとの家事分担決め
朝も夜も、今までよりも家事をする時間が少なくなります。パパと家事の分担をしましょう。突然「これやってね」というとなかなか難しいかもしれないので、育休中から一緒に家事分担を始められるとスムーズという意見もあります。
8. もしものときのサポート
ママもパパも保育園に送り迎えができないときや、子どもの体調不良時に休めないときのために、もしものサポートができる人を見つけておきましょう。おじいちゃん・おばあちゃんなどの家族のほかに、ファミリーサポートなどの地域のシステムを利用する方法もあります。
赤ちゃんを育てながら仕事をして家事をする。ママ自身も新しい生活に慣れるまでが大変だと思います。新しい生活が始まる前に、できる準備をしておくことで心に余裕も生まれますので、できることをしてみてくださいね。