帰りの車内でギャン泣きの娘。すると背後に…
問題は帰りの電車で起こりました。ふだんと違う雰囲気のせいか、友人宅でお昼寝をしなかった娘。電車に乗った途端、大きな声で泣き出してしまいました。帰りの車内は少し混んでおり、ベビーカーを乗せるのも申し訳ない気持ちになるほど。その上、娘の泣き声が響き渡っているのです。
「降りたい…」と思いましたが、タクシーで帰るには遠かったので断念。ベビーカーから娘をおろし、抱っこであやしていました。すると、サングラスをしている強面の男性が私たちの方に歩いてくるのが見えました。背後にきた男性。私は怒鳴られる!と思いビクビクしていましたが、「大変ですね。どうぞ座ってください。お子さん泣き止むといいですね」と言って、自分が座っていた席を譲ってくれました。
突然のことにびっくり。娘は座ってしばらくすると落ち着き、無事に帰宅することができました。席を譲ってくださった男性には大変感謝しています。電車に乗るといつもこの日のことを思い出し、困っている人はいないかなと見渡すようになりました。そして、娘が一緒のときにはこの話をするようにしています。子どもたちも困っている人に手を差し伸べられる人になってほしいと願っています。
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子どもが泣き止まないなど、困っているときに声をかけられるだけでも心が軽くなりますよね。素敵なエピソードは子どもと共有し、思いやりの心を育てていきたいですね。
著者:山田れい/30代 女性・主婦。2歳、5歳、7歳の3児を育てる母。
イラスト:海乃けだま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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