長女のお世話を懸命にやる夫
私たちは、子どもが風邪をひくともらってしまいやすい夫婦です。そんなある冬の日、6歳の長女がインフルエンザにかかってしまいました。
すると、夫はいつもより率先して長女を看病。それ自体はありがたいのですが、あまりにかいがいしく世話をするので「どうしてそんなに頑張るの?」と聞くと、夫はびっくりするようなことを言ったのです。
「どうせインフルになるなら、先にかかってママに世話してもらう!」
なんと夫は、私より先にインフルエンザにかかり看病してもらうために、率先して娘のお世話をしていたのです。
翌朝になると…
しかし翌朝、私は強烈な悪寒と全身の痛みで目が覚めました。熱が39度もあり、夫よりも先に私がインフルエンザになってしまったのです!
「なんで先にかかるんだよー!」と夫は悔しがっていましたが、病気の私を責めるわけにもいかず、子どものお世話とすべての家事をやることに。そして翌日、夫もインフルエンザに罹患し、結局2人で寝込むことになったのでした。
浅知恵を働かせた夫ですが、悪いことはできないものです。ただ、娘と私の看病と家事を完璧にやってくれたので、「なんだかんだ頼りになるな」と夫に感謝した出来事でした。
著者:大野肉美/40代女性・2015年、2019年生まれの女の子を持つ母。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは一日一笑。
作画:七瀬はるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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