普段、気にかけてくれる同僚が…
ある日、会社の同僚の男性から「なんだか顔色が悪いね、大丈夫?」と声をかけられた私。彼は私が体調が悪いときなどは気づかって声をかけてくれることも多く、そのたびに「生理で……」と正直に伝えていました。私は「また心配してくれたんだ。その気づかいがうれしいな」と思い、「今日は生理中だからちょっと調子が悪いんだ」と正直に伝えると……。
なんと、彼の反応はいつもと異なるものでした。「また?」と冷たく言われてしまったのです。予想外の返事に私はショックで言葉が出ず……。いつもは気づかってくれる彼がどうしてこんな反応をしたのかはわかりません。けれど、少し切なくなってしまった瞬間でした。
生理のすべてを理解してほしいとは思わないものの、周囲からの配慮があれば、つらさが和らぐこともあると感じます。ただ、もしかしたら「毎月体調を崩して、体調管理ができていない」と彼からは思われていたのかもしれません。自分の体の状態を伝えることも大切だと思うのと同時に、周囲に迷惑をかけないよう、鎮痛薬を服用したり、場合によっては病院を受診して医師に相談するなどして、体調を整えることもたしかに大事だなと感じました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:加賀里香/30代女性・義両親と同居しながら子育て中。趣味は読書とファッション。
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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