ふと、麻耶さんの生まれ育った環境が気になった姉。亮太さんに「麻耶さんの親御さんってどんな人?」と尋ねます。
母親との確執? 知られざる妻の過去…
和馬君が幼稚園に上がるまでは、家族でよく麻耶さんの実家にも顔を出していたという亮太さん。特に、麻耶さんと義母の間にトラブルや不仲があったようには見えませんでした。
しかし、ある日を境に突然連絡を取らなくなったそう。今回離婚することになり、亮太さんが久しぶりに電話をすると泣きながら謝っていたようですが……。
「家の事情はよく知らない。」としつつも、自分や息子が苦しめられてきた過去を振り返ると、亮太さんには麻耶さんを許すことなどできません。「この先麻耶がどうなろうと正直どうでもいいかな……。」と本心を打ち明けるのでした。
たしかに生まれ育った環境は、少なからず人格形成に影響を与えるもの。麻耶さんの家庭もはたから見て問題がないように思えても、本人にしかわからない苦悩があったのかもしれません。
しかし、だからと言って暴言や暴力で人を支配していいわけではありません。
これからは麻耶さんに振り回されることなく、穏やかな人生を送ってもらいたいですね。
※自己愛性パーソナリティ障害とは、「自分は特別な存在だ」という誇大な自己像、過度な賞賛の欲求、共感の欠如といった特徴をもつパーソナリティ障害の一種です。