赤ちゃんは大丈夫? 寝相の悪いママの相談に助産師が回答します!

2018/11/25 19:00
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回はご自身の寝相に悩む妊婦さんからの相談です。
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「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、ご自身の寝相に悩む妊婦さんからの相談です。

 

Q. 仰向けで寝ても大丈夫?

もともと寝相が悪く、おなかが大きくなってから寝ているときにさらに動くようになりました。妊娠38週4日なのですが、いつも朝起きると仰向けで寝ています。赤ちゃんに負担がかかっていないか心配です。仰向けでも大丈夫なのですか?

 

宮川めぐみ助産師からの回答

おなかも大きくなってきて、落ち着く体勢を見つけるためにごろごろされるということもあるのでしょうか?


お母さんが動くことで、赤ちゃんに何かあるということはありませんよ。そして、仰向けで休めるのであれば、気分が悪くなったりすることもないのであれば仰向けでもいいですよ。まずは質問者さんが、心地よく過ごせられることが一番です。リラックスしていてもらえることが、赤ちゃんにとってもいいので、楽なこと、心地いいことをしてくださいね。


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/10/0

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください


妊娠後期におすすめの寝方とは?

妊娠後期になると、おなかがだいぶ大きくなります。妊娠中期の終わりごろから、仰向けで寝ようとしても、おなかが重くてなかなか眠りにつけないことも増えてきます。また、仰向けで寝ると脚がむくむ・つるといった症状が出やすくなります。

 

また、妊娠後期は胎盤と羊水、そして成長した胎児で子宮は大きく、重くなります。そして、立っている姿勢でも周りの臓器や血管が押されています。このような状態の妊婦さんが仰向けに横になると、子宮が下大静脈という大きな血管をを圧迫してしまいます。


仰向けになることで血液の流れが悪くなり、下半身から心臓に戻る血液の量が減ります。心臓に戻る血液の量が減ると、次に全身に送る血液の量が減るために血圧が下がってしまうのです。このような状態を、仰臥位低血圧症候群といいます。仰臥位低血圧症候群を予防するためにも少し上半身を高くして寝たり、仰向けではなく横向きで寝るようにするといいでしょう。

 

妊娠中は自分にとって楽な体勢をとるのがリラックス効果も期待できて良いのですが、どの時期においても体に負担のかからない寝方として、「シムス位」という体勢をとるのがおすすめです。

 

妊婦さんにおすすめの寝方、「シムス位」って?

シムス位は、体を横向きにし、横になった状態で上側になる脚を前に出し、膝を床につけている体勢のことです。この姿勢は体の緊張が取れ、リラックスしやすくなるといわれています。正式なシムス位は上半身がほぼうつ伏せとなり、顔の向きと反対側の腕は背中側に出します。

 

しかし、正式なシムス位は妊婦さんにとって大きくなった胸が当たったり、おなかも押されてしまったりするので、苦しい体勢となってしまうこともあります。妊娠中にできるシムス位に近い体勢として、床面につく膝の下に座布団や枕などを入れて膝の高さを調節し、おなかや胸の圧迫を弱めて、楽な体勢がとれるようにします。腕や顔の向きは自然に楽な位置にするとよいでしょう。

 

寝方による胎児への影響について

妊婦さんの寝方によって、胎児に影響があるのではないかと心配し、妊娠初期から寝るときの体勢に気を使う方もいるでしょう。実際のところ、寝る姿勢が胎児に影響しそうな時期というのはおなかが大きくなっている妊娠後期です。

 

先ほどお話しした仰臥位低血圧症候群になると、母体だけでなく胎児にも十分な酸素を届けにくくなります。この状態が長く続くと、胎児は酸素不足となることもあり、あまりに長く続くと、胎児の機能に問題が生じる可能性があります。

 

快適な睡眠のためのコツは?

妊娠すると、ホルモンバランスの影響を受けて睡眠パターンが変わることがあります。おなかが大きくなってくると今までの習慣となっていた体勢でなかなか眠れない、トイレが近くなって夜中に目が覚めるということもあります。夜にしっかり眠れるのが一番ですが、まとまった時間でしっかり睡眠を取ろうとせず、1日の中で休めるときにしっかり休むことが大切です。

 

できるだけ快適な睡眠をとるには、座布団や枕、クッションなどで工夫して、楽な体勢が取れるようにするのがおすすめです。抱き枕でも横向きになって腕と脚で抱えるようにすると楽になります。また、低反発クッション、ビーズクッションなどを使うのもよいでしょう。睡眠中に脚がつる妊婦さんや、寝起きに脚がむくんでいる妊婦さんは足元を高くして休むようにすると良いでしょう。


※参考:基礎知識(妊娠中)「妊婦さんに良い寝方とは?寝る体勢は赤ちゃんに影響する?妊娠時期別の寝方について」〈https://baby-calendar.jp/knowledge/pregnancy/1115〉【監修者:看護師・保健師・予防医学指導士 和田路子】

  • ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!

 


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