冬場は道路が凍結する日も多い義実家周辺。「年末年始は危ないし、春になってから遊びにおいで」と言われるので、妊娠してからはお菓子のギフトなどをクリスマスに贈っていましたが、昨年は1歳の娘と一緒にプレゼントに添えるカードを手作りしました。今回はそのときのお話です。
帰省代わりのクリスマスプレゼント
夫の実家周辺は冬になると雪がよく降り、道路も凍結しやすい地域。結婚してすぐのときは帰省して一緒に年越ししましたが、妊娠・出産を経てからは「危ないし心配だから、年末年始は帰省せず、春になってから遊びに来てほしい」とのことで、夫・子どもと一緒に過ごすお正月が定着しました。
義実家に帰らない代わりにせめて何か贈りたいと思い、クリスマスの時期にお歳暮を兼ねてプレゼントを送るのが恒例になっています。
子どものお絵描きをアレンジしてカードに
そろそろクリスマスプレゼントの準備をしよう、と思っていた昨年のクリスマス前。子どもがお絵描き遊びをした画用紙を片付けながら、「きれいな配色に塗ったなあ~」と眺めていました。そして、「このお絵描きに手を加えて、一緒にクリスマスカードが作れるんじゃないか?」と思いついたのです。
用意したのは、画用紙、はさみ、のり、ハートやお花型シール。緑の画用紙をツリー型に切り、子どもが好きに塗った色画用紙を(ツリーのオーナメントに見立てて)円形に切り出しました。
ツリーの頂上に星を貼るのと、モールのような模様をクレヨンで描くのは手伝いましたが、オーナメントに見立てた円形の画用紙やシールを貼るのはほとんど子どもに任せました。
手作りのカードを毎年の恒例に
私自身はそこまで器用ではないし、できあがったカードは市販のものよりも不格好ではありますが、あたたかみのある仕上がりになりました。私や夫があまり手を出さず、のり付けしたりシールを貼ったり、娘なりの好きなやり方で完成させたので、本人も楽しかったようです。
裏にメッセージを書き、ビニール封筒に入れてプレゼントに同封しました。毎年できることがどんどん増えると思うので、カード作りを恒例にできたらいいなと考えています。また、後日カードとプレゼントが届いたと義父母からうれしそうな声で電話があり、娘がカードを作っているときの様子を話すと、一緒に成長を喜んでくれました。
じょうずにお絵描きできなくても、画用紙にクレヨンや色鉛筆で色を塗るのは子どもにとってそこまで難しくありません。親が少し手を加えて、一緒に作品作りができるのはすごく楽しいことだなと改めて感じました。カードがどんな風に毎年変化していくか、私自身も楽しみです。
著者:柴崎諒子
2016年2月長女を出産。2019年3月に第2子出産予定。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。
※工作の際はシール等の誤飲等にご注意ください。お子さまが工作している間はそばで見守るようにしましょう。