2人目の妊娠初期に切迫流産と診断…不安と闘い続けた妊娠生活【体験談】

2018/12/22 20:00
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切迫流産に関する体験談を紹介しています。愛しいおなかのわが子を守るため、4カ月の入院生活を送ったママ。つらいことだらけの入院生活ではなく、入院していたからこそ得られた安心感や、病院内で築けた人間関係について教えてくれました。
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切迫流産

女性の入院患者

 

1人目を妊娠中、切迫流産のために妊娠初期から仕事を休職し、その後3カ月の入院を経験しました。2人目を妊娠したときも、おなかの張りや痛みが1人目のときと似ていると思い、病院へ行くとやはり2人目も同様に切迫流産との診断でした。

 

妊娠10週目、身に覚えのある違和感

1人目を妊娠したとき、妊娠20週の時点で切迫流産の診断を受け、東京で暮らしていた私は実家の秋田まで里帰りできるかも怪しい状態に……。結局早目に里帰りし、その後は出産まで入院して無事に長男を出産しました。

 

その経験があったので、2人目は妊娠が判明した時点ですぐにでも里帰りしてほしいと東京のかかりつけの医師に言われました。とはいえ、いろいろな手続きもあり、すぐには帰れず……。

 

しかし、ある日おなかの痛みとともに、違和感が。この感覚は忘れもしない……おなかが張っている! と気づき、すぐに病院へと駆け込みました。

 

4カ月の長い入院生活のはじまり

診断は、切迫流産でした。会社に事情を説明してお休みを頂き、長男を連れてすぐに実家へ帰ることに。

 

長男のときはかかりつけの医師から「飛行機では、万が一何かあっても降りることができないから、新幹線で」と言われ、新幹線で帰りました。しかし、実家までは新幹線で片道4時間。長男を連れて新幹線は無理と判断し、再度医師に相談した上で2人目は飛行機で里帰りをしました。

 

しかし、里帰り後も張りは悪化していく一方で、妊娠20週に入ってすぐに入院。24時間点滴の生活が始まりました。ウテメリンという点滴から始めましたが、妊娠30週ごろに等間隔の張りがあり、マグセントという点滴が追加されることに。マグセントによる副作用で、体がだるく、ごはんが食べられない日もありました。特に、マグセントによる血管痛がひどく、腕を温める日々が続きました。

 

最もつらかったのは、入院中に長男と会えなかったことです。ちょうどインフルエンザが流行している時期だったので、面会は禁止。実家の父と母に4カ月間長男を預けて入院しました。でも、助産師さん、そして同室のみんなと励まし合い、時には泣き、時には笑いながら、4カ月の入院生活を乗り越えていきました。


妊娠36週でついに出産へ

妊娠36週に入ってすぐ、最初にマグセントだけを抜き、その後徐々にウテメリンを減らしていきました。この週にはやっとインフルエンザの流行が終息し、長男が面会に来てくれるように。点滴も徐々に減り、長男とも会え、気持ちがとても楽になりました。

 

そして妊娠36週5日で、4カ月間常に腕に刺さりっぱなしだった点滴とやっとさよなら。抜けた瞬間、ついに自由になれた! と喜んだのも束の間、2時間後には陣痛が始まりました。さらにその2時間後に無事出産。

 

妊娠37週にはあと一歩届きませんでしたが、2,906gの元気な男の子。点滴にどれだけ助けられていたのかを改めて感じた瞬間でした。

 

つらかった反面安心できた入院生活 

入院中は、おさまらない張り、点滴の副作用など、悩みは尽きませんでした。でも、自宅にいたら「これぐらいなら大丈夫かな?」で済ましてしまうような張りや体の不調も、入院中は助産師さんや先生にすぐ相談でき、余計な不安を抱かずに日々を過ごせました。また、何かあってもすぐに対応してくださる方々が大勢いるんだと思うと、心が軽くなり、安心して生活できました。

 

 

24時間、どこへ行くにも常に点滴をしながらの生活は正直つらかったです。でも、入院していたおかげで心に余裕を持って出産までの日々を過ごせたと思います。

 

 

何より、つらさを分かち合える同じ症状の方々、そして常に励まし、支えてくれる助産師さんたちがたくさんいます。誰かが無事出産すれば自分のことのように喜び、そして自分が出産を終えれば、同じように喜んでくれる方々に出会えたことは、とても貴重な体験になりました。おなかの中の愛しいわが子を守るための、とても長い4カ月間でした。


著者:小松愛美

2歳と0歳の兄弟の母。速記者として働いていたが、2人目を出産後に退職し、関東から東北の田舎町へ。兄弟2人とも、妊娠中に切迫流産・早産のため長期入院を経験。現在は、育児に専念中。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


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