妊娠中はつわりや体調の変化などにより、体重管理はなかなか難しいことが多いかと思います。また、妊娠中は運動で体を動かすことにも制限が生まれ、筋肉量が減少したり、脂肪を蓄えやすかったり、必要以上に体重が増加しがちです。今回は、筆者が体重管理のために実践した妊娠中から産後の太らない体づくりについてご紹介したいと思います。
妊娠初期・中期
身長168cm、体重87kgと太り気味だった私は、妊娠するたびに産院から体重を増やさないように指導されていました。妊娠2~4カ月はつわりの影響で体重が1~2kg減りましたが、妊娠5~6カ月は食欲が戻り、危機感を感じました
そこで、太りにくい体をつくるために、食事の見直しと妊娠中にできる運動を取り入れました。具体的には、食事に関してはお皿いっぱいの野菜を最初に食べること、運動に関しては体調に合わせて30分程度の散歩を日々の生活に取り入れました。
妊娠後期
妊娠7~8カ月になるとおなかも大きくなり、散歩をするとおなかの張りが気になるようになってきました。そのため、野菜中心の食事に加えてマタニティヨガと呼吸法を取り入れました。
体に負担がかからないよう気を付けながら、1日20分~1時間程度のヨガに取り組み、腹式呼吸を意識的におこないました。体調のいい日は、気分転換もかねて5~30分程度の散歩をしましたよ。
太りにくい体づくりで大切だと感じたこと
主に食事と運動で、太りにくい体づくりに取り組んだ私ですが、だんだんと「自制しなければ」という意識にストレスを感じることも多くなりました。そこで、そのストレスを解消するために、2週間に1日、「何でも好きなものを好きなだけ食べられる日」や「友人とカフェでゆっくりする日」を設けました。
私にとってイライラや過度な自制によるストレスは、食欲に火をつける元になっていたため、ごほうびの日があることで出産まで体重を維持することができたと感じています。
最終的には、妊娠から出産までの体重を、プラス4kgで抑えることができました。3回の出産を経験していますが、妊娠中に太りにくい体づくりを意識したことで、産後も体形を維持することができています。今後は、体形の維持から標準体重までの減量を目指して、体づくりを継続したいと思っています。
著者:簗田智花
4歳の長男、2歳の長女、1歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。