産後はママの体の免疫力が低下すると言いますが、私は第2子、第3子出産後のいずれも体調を崩しました。とくに第2子出産後は咳が止まらず、高熱が出て、マイコプラズマ肺炎と診断されたのです。そのときのことをご紹介します。
出産後、退院してすぐに高熱が出た!
待望の第2子を出産し、無事退院。退院に合わせて母が来てくれたので、産後の生活も安心だな~と思っていました。しかしそのおかげで気が緩んだのか、咳が出始め、さらに39度以上の高熱が……。出産前にも長女が咳をしていたので、「うつったかな?」くらいに思っていたのですが、さすがにこれはマズイぞ、と近くの内科を受診しました。レントゲンを撮ると肺に少し影があり、血液検査などをした結果、マイコプラズマ肺炎と診断されました。
薬を飲みながら夜中も授乳
母がいてくれたのが、不幸中の幸いでした。熱は高かったものの、自分でも驚くほど食欲があり、しっかり・がっつり母の手料理を食べて眠ることができました。
病院でもらった薬は「おっぱいをあげても大丈夫」とのことで、夜中もなんとか起きて授乳もできました。ミルクとの混合育児だったため、ミルクの場合は夫にお願いしました。
「母は強し!」を実感した
母の手料理と睡眠、そして食欲があったおかげか、翌朝にはすっかり平熱となり、驚異の回復力を発揮しました。しかし咳は続いていたので、マスクは欠かさず装着。体調はみるみるうちによくなりましたが、マイコプラズマ肺炎はうつりやすく潜伏期間もあるそうなので、その後しばらくは油断できませんでした。
ところが、その後看病をしてくれていた母が体調不良に。今度は母に頼るのも申し訳ない状況になりました。しかし、「大丈夫、大丈夫」とつらそうな顔をしながらも、家のことをやってくれた母の姿が今でも忘れられません。
上の子がいて、しかも冬季の出産の場合、いろいろな病気にかかりやすいようです。かかってしまったら産後であってもできるだけ早く病院に行き、とにかく寝る・食べることが大切だと実感したできごとでした。
著者:岩崎未来
三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。