謝らない夫をに娘の言葉がグサリ
夫は基本的に、自分に悪いところがあっても言い訳ばかりして謝りません。子どもが生まれる前は揉めるのが面倒で私もスルーしていましたが、子育て中の今、夫が謝らないのは教育上よくないと思い「ちゃんと謝ろうよ」と夫に伝えています。それでも夫はごまかすか、機嫌が悪くなって自室に閉じこもってしまうのです……。
ある日洗面所に行くと、お湯が出しっぱなしになっていました。子どもが洗面所を使うときは私といっしょに行くので、おそらく夫が歯磨きをしたあとに止め忘れたのでしょう。すぐに蛇口をしめ、夫に「お湯が出しっぱなしだったよ」と言うと、「あ~忘れてた」と言うだけ。「ごめんくらい言ってよ」と言っても「はいはい、気をつけるね~」と気にも留めない様子に私はため息をつきました。そしてしばらくしてキッチンでコンロを使おうとすると、元栓は開いているのになぜか火がつかないのです。えっ? と驚いてガス給湯器の操作盤を見ると、見慣れない表示が点滅しています。すぐにプロパンガスのガスメーターを見に行くと、安全装置が働き自動停止したよう。
すぐに解除できたので使用には問題なかったのですが、夫に伝えると「多分1時間くらいお湯出しっぱなしだったからかな~。でもこれで自動停止できるってわかってよかったね♪」と言われました。悪びれない様子に私は「ただでさえガス代が高いのに、1時間も出しっぱなしなんて……」とため息をつき「気をつけてよ!」と言いましたが、「わかったよ」と言うだけで謝りません。
すると「パパ、悪いことしたら謝らないといけないんだよ。いつも私に言ってるじゃん!」と3歳の長女が夫を叱りました。さらに「謝るまで許さないよ!」といつもの夫と同じ口調で言うのです。夫もさすがに堪えたのか、「そうだよね、ごめんごめん」と私に謝ります。すると長女は「ごめんごめんじゃないよ! ごめんなさいでしょ! ママにちゃんと謝って!」と追い打ちをかけました。それでようやく「ごめんなさい」と言ってくれた夫。今まで何度も言ってほしかった言葉を娘のおかげでやっと聞くことができ、気持ちが晴れた一件です。
子どもには「ありがとう」や「ごめんなさい」が素直に言えるようになってほしいものですが、そのためにはまず親である私たちがきちんと言葉にする必要があるなと再認識しました。私が夫に言ってもなかなか響かないので、今度からは子どもたちに夫を叱ってもらおうと思います。
著者:菅田希美/30代・パート。発達のんびりな5歳の長男とわがまま放題の3歳の長女、マイペースな1歳の次男を育てるママ。仕事と家事育児に追われ発狂しそうになりながらも、「まぁいいか」の精神でなんとか毎日を切り抜けている。大好きなゴルフが唯一のストレス発散方法。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
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